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【コラム】それは、人間として当たり前のことをしただけ…と言わないかな 韓国

Global News Asia / 2023年6月21日 6時0分

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 日本海に流れ着く、おそらく韓国人、おそらく北朝鮮人民。国単位で「お宅の国の方じゃないですか」確認はするが、「そうです」という返事は99%もらうことはできない。そのままにしていたら腐る。それも困る。しかし、人道的救済として、日本では、行旅病人及行旅死亡人取扱法に乗っ取って、荼毘に付し、お寺に納められる。それがかの国でどんなに卑劣な犯罪を起こして悪党でも。

 2023年5月に韓国の海域で発見された北朝鮮住民にほぼ間違いない遺体。身長167センチの20代から30代の男性、遺留品には北朝鮮の列車の切符があった。北朝鮮で列車に乗れるのだから、一般住民より少し上の国民か。念のため、韓国の国立科学捜査研究所が、麻薬成分も分析したが、検出はされなかった。

 韓国統一部は、板門店を通じて引き渡したい旨を、北朝鮮に伝えた。理由は人道主義と同胞愛だとした。当然、北朝鮮からの反応はない。

 2010年から2019年までは、23人の遺体を返すことはできた。後のことはわからない。あの国では、骨になって祀られるのは、最高権力者の一部だけだからだ。

 しかし、2019年が最後であり、昨年11月にも遺体引き渡しの通知文を出したが、何ら反応はなかった。北朝鮮国内状況が、一人にすぎない名もない民(民の漢字の意味は、目くらの奴隷)の死に構ってはいられないのだ。

 5月に発見された遺体は、韓国の「無縁故死亡者」として火葬し、埋葬する。

 無縁仏が集められた場所には、日本でいうならば花も線香もお供え物もあるだろう。死んでからでも、韓国に来てよかったと、思うだろうか。
【編集 : fa】

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