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【コラム】「南朝鮮」から「大韓民国」へ! 呼称チェンジ

Global News Asia / 2023年7月11日 18時45分

朝鮮中央通信 日本語版WEBサイトから

 北の偉い人の妹様は、今まで韓国のことを「南朝鮮」と呼んできた。しかし、話の中身は相変わらずなのだが…「大韓民国」と韓国のことを瞬間認め、自分たち北朝鮮の人民とは別の国家であるとした。言い間違いなのか、本気なのか、今後の彼女の言動を見守っていきたいところだ。

 さて、韓国前大統領の時代は、なんでも北朝鮮の人民を助けることが優先されてきた。しかし、現職の尹錫悦大統領になり、まずは韓国国民になってはいた。しかし、この7月になって、脱北者を韓国に定住させる方針を示した。

 脱北者だといって、そのまま韓国に居住させるわけにはいかない。韓国流の生活の流れ、独裁国家ではなく民主国家であること、などを教育する支援施設に収容する。そこで、スパイなどは洗い出されるはずだが、これは実に画期的なことだ。

 なんでも北朝鮮第一だった文氏は、北朝鮮の偉い人に睨まれることに実は怯えていた。脱北者は、北朝鮮が戻った時にどんな制裁が待っているかを知ったうえで、送り返していた。つまり、北朝鮮を否定する人間は、俺も認めないだった。

 しかし、尹大統領は、人道的配慮から、脱北者が極力韓国になじめるように、定住作戦を考えた。

 この支援施設には約3カ月いることができる。パソコンはもとより、女性たちは人気商売のネイルの授業を受けることができる。ただ住まわせるだけでなく、自立して働ける本当の自由のために。

 もちろん、北朝鮮から直の脱北者だけではなく、中国に逃げたものの生活が成り立たない脱北者も引き受けるとのこと。脱北者同士の通信網で「韓国では、努力を惜しまなければ、人間らしく生きられる国だ」と広まっている。

 コロナ禍で、しばらくの間罹患者がいないと北朝鮮は強調してきたが…脱北する前にコロナに罹患し命を落とした方がいいや的人民が増えたのも事実。
韓国の支援施設は、ビフォアコロナに比べ、今なら入りやすいといった状況だ。だから、そんなつらいところにいないで、こっちに来いと手を差し伸べられるのかもしれない。

 それでも、そんな恩恵を受けてもなお、北朝鮮に戻る人もいる。それぞれ事情があるのだろうが、生きやすいところで生きてほしい、そう願うだけだ。
【編集 : fa】

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