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【コラム】韓国で、パンダの赤ちゃんが生まれたよ!

Global News Asia / 2023年7月13日 6時30分

エバーランド提供写真 https://www.youtube.com/watch? v=554pmIaz6xg

 韓国にもパンダがいる~動物園などの飼育員さん以外、直接「パンダちゃん」を触ることができるのは黒柳さんくらいだと思うが、パンダを嫌いな人間はいるのだろうか。残念ながら、日本と同じで、中国からお借りしているつがいのパンダ。その韓国のパンダカップルにまた子宝が生まれた。それも双子。3年前に長女のパンダが生まれているので、これで5頭家族になった。

 3歳になるお姉ちゃんパンダはSNSをしていて「お姉ちゃんになりました」と在韓中国大使館のアプリを通して、母国の民にお知らせをしている。それに対して、中国国民からもたくさんのお祝いのメッセージが届いている。また、中国パンダセンターからは専門家が産後のお手伝いに韓国に出向いている。中国のメディアも、お祝い一色だ。

 パンダが出産したとき、どこの国で生まれても、ちょっと嬉しい気持ちになるのはなぜだろう。

 生々しい話だが、パンダのメスがその気になるのは、基本1年に1回以下でわずか3日間、それがない年もある。オスがそれに気が付かなければ、妊娠も出産も難しい。あと、これは日本の動物園が公開しているのだが、交尾の瞬間の映像を繰り返し流す。パンダだってプライバシーがある。きまった数、基本オスメス1頭づつしかいないから、DNA鑑定しなくても大丈夫なんだから秘め事にできないものか…ねえ、黒柳さん。

 この韓国のパンダは、2016年3月に中国から貸し出され、2020年7月コロナ禍の中長女をもうけ、人々に希望を与えた。

 でも家族5頭で暮らすのは、あと1年しかない。お姉ちゃんは中国に戻るからだ。二度と会えない。

 世界を見渡すと、所有権が中国にないパンダは3頭しかいない。1頭は、メキシコにいる。33歳になるメスだ。これは、まだ中国がパンダについて法律を決めていなかったころに贈られたつがいのパンダの子孫(孫娘)だから。1984年に中国はパンダのつがいを、10年単位で貸し出す法律を決めた。ペアで年間13000万円のレンタル料を支払う。生まれた子は「中国の財産」なので帰国させなければならない~子に関しては飼育費用しかかからない。

 2021年パンダは、絶滅危惧種ではなくなった。世界各国にいるパンダカップルが繁殖の努力(=飼育員さんの努力)の成果だ。

 生まれたからはずっと家族で暮らしたいものだよね。そのうち帰国させなくてもいい時代が来るかもしれない。そうですよね、黒柳さん。

 でも、韓国のパンダちゃん、生まれてきてくれてありがとう。
【編集 : fa】

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