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【コラム】韓国ルイ・ヴィトン、異臭財布・交換差額請求事案

Global News Asia / 2023年8月22日 7時0分

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 世知辛い。天下のブランド、ルイ・ヴィトンが、そんなに了見が狭いとは思ってもみなかった。

 バックの中から異臭がする。いや、異臭というよりも、んこの臭いがする。でも、んことは言い辛いから「銀杏の枯葉に混ざった銀杏を踏んだ時の臭い」がすると訴えた女性がいる。彼女はすくなくとも、そのような臭いが持続してつくような場所にブランド品は持ち込まなかったのだろう。ほどなく、その異臭が、2020年夏に買ったルイ・ヴィトンの財布からすると気が付いた。

 彼女は調べた。すると、2018年~2019年に製造されたルイ・ヴィトンのバックと財布から異臭がすると判明した。この財布もその時期に作られたものだった。メーカーとしては、リコール情報を世界各地に出し、無条件で交換すべき案件だ。

 もう購入から3年近くがたったが…ブランド品はすぐに使う人もいるが、意外と寝かせてから使う人も多い。最新のものはインスタ等で自慢すべきもの、普段使いは型番遅れでという使い方は珍しくはない。特に財布など小物は。

 彼女は交換を求めた。しかし、韓国ルイ・ヴィトンは、3年の間に何もかもが値上がりしたので、交換の場合は差額が必要だと言い放った。これは、彼女だけではなく、2018年問題発覚当時にすぐに交換を求めた女性も請求されている。店頭に並んだ時点のお値段と、購入時のお値段の差額70万ウォンほど。続々被害者が出ている状態だ。

 韓国ルイ・ヴィトンは「本社の回答待ち」としているが…日本でそういうことは聞いたことがない。んこの臭いがするバックも財布もつかえるわけがないではないか。少なくとも、差額詐欺は、韓国ルイ・ヴィトンが独自に行ったと思える。本社にその差額はいってはいない。こうなったら、100均でいいから、んこ臭くない財布を持ちたいものだ。
【編集 : fa】

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