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【コラム】韓国のAIは、食品ロスにも貢献するSDGs

Global News Asia / 2023年8月23日 7時0分

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 人は食事を残す。食べる時間がなく泣く泣く残す場合もある。注文したものの出てきたものが味覚に合わなくて残す場合もある。中には、わざわざ大量に注文して残すことを目的にしているヤカラもいる(お金払っているからいいじゃんと、回転寿司でネタしか食べないのに似ている…親の食物教育がとても悪い)。

 韓国のデパートの職員食堂に、AIが導入された。フードスキャナー機能があるAI。非接触は言うまでもない。食べ物の種類と量を分析する。そのうえで残飯量も把握する。食堂までの通路にはスキャニング情報による食べ残しデータの視覚化できるようにした。その残飯による炭素排出量などを意識させる作戦だ。

 また、完食10回で環境にやさしいヴィーガン化粧品や洗面用品のプレゼントもある。残さず食べて、魅力的な商品がもらえるならば人はがんばって食べる。ましてやデパートで扱う高価な商品をもらえるならば、なおさら。

 がコロナ禍からの1年で残飯量の15%削減につながったという。

 このデパートではフードバンクへの食品寄付(賞味期限内であれば、廃棄にお金をかけるより、食べてもらう方が有益だ~賞味期限をまったく気にしないフードバンクも最近はできている)。衣類寄付(売れ残りにしても、お客様が着なくなったものを集めるにしてもいい取り組み)。環境にやさしい、SDGsな活動をしている。

 デパートの納品業者も巻き込み、職員行事の中で生ごみ削減運動も行っているという。一企業が行うことは小さなことかもしれない。けれど、韓国中に連鎖的に伝染していけば、最近の韓国は違うと言われるかもしれない。
【編集 : fa】

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