【コラム】韓国方式で暑さを吹っ飛ばせ！

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　かのワシントンポスト紙が、韓国式方法で暑さに打ち勝つ方法を紹介している。

　まずは、韓国式じゃない方を紹介する。マルガリータなどに代表されるジンベースのアビエーション・カクテルを飲め(甘ったるくて、水はがぶ飲みするか)。子供に水泳を教える(おぼれるとか肝を冷やすアクシデント付きだな)。暑さについて不平不満を言わない(心頭を滅却すれば火も亦涼しの類)。冷凍庫に頭を入れろ(SNSのバイトテロに順ずる)。アイスクリーム作り…ノーコメントだわ玄関前の日陰で休息すること(朝四時から陽が差す玄関の立地はどうしてくれよう)。テキサス式エアコン(テキサスはアメリカでも猛暑が続く地域なのでその住民を満足させている強力エアコンの意味、あるいは、ダイキンの壮大なエアコン工場に行け、あるいは、トラックで密入国してくる方々がトラック内で死亡することの揶揄、さて、正解はどれ？ )。

　この7つから考えると、韓国方式はかなり理にかなっている。さてそれは…「韓国式チムジルバン」で、日本円にして5700円支払うと1日涼しいよということ。まあ、アメリカにあるスーパー銭湯を思い浮かべて間違いはない。

　そこには、多彩な韓国式サウナがある。赤外線部屋、塩部屋、汗蒸幕(日本でもおなじみのハンジュンマク)。その他に普通の銭湯のようなお風呂、水風呂。追加料金を支払えば、全身マッサージ、顔エステ。さらに、プルコギや韓国系の飲食物を楽しむことができる。本当にこれだけだと、韓国式スーパー銭湯～純烈は登場しないよ版になる、理にかなう？

　大丈夫これには続きがある。スーパー銭湯だからおそろいのムームーみたいなものを着る。しかし、サウナはまだしも、韓国式銭湯は日本式銭湯と同じでマッパにならなければならない。肉体だけで人間関係を築くのだ。

　裸になると心も裸になる。だから思春期の子供は親と風呂に入り、いろいろ話し合うことが必要。分かり合うと反抗期がない、日本人である筆者の母の信念…娘が譲ってやったんだよ。

　韓国式銭湯でも裸になることで、新しい友人ができて、おしゃべりしているうちに暑さを忘れるというオチ。でも理にかなっている。

　連日のように暑い。暑さは毎年どんどん強烈になっていく。日本にも、チムジルバンが多数できればいい。でも、5700円を毎日続けるかと思うと、懐がすごく寒くなる。おあとがよろしいようで。
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