国際協力銀行、ベトナムの2案件に融資=総額約2億1000万円
Global News Asia / 2014年8月31日 17時42分
2014年8月26日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、8月25日にユニカホールディングス株式会社(以下「ユニカHD」)のベトナム法人ベトナム・ジャパン・テクノロジー・パーク株式会社(以下、VIE-PAN)との間でJBIC分融資として140万ドル(約1億4000万円)を限度とする貸付契約を、さらに8月26日に、やまと興業株式会社(以下、やまと興業)のベトナム法人ヤマト・インダストリーズ・ベトナム株式会社(以下、YIV)との間で70万ドル(約7000万円)を限度とする貸付契約を締結した、と発表した。
ユニカHDは、各種電動ドリル用先端刃先工具及び建設用ファスニング工具の製造・販売を行なうユニカ株式会社を傘下に持ち、今後もベトナムに進出する中堅・中小企業の増加が見込まれる中、こうした中堅・中小企業のニーズに応えるべく、子会社を通じて、ホーチミン市人民委員会の傘下の企業であるヒェップフォック工業団地ジョイント・ストック会社と合弁で2013年9月にVIE-PANを設立、事業拡大を図っている。
本融資は、VIE-PANがベトナムのホーチミン市において、主に日系の中堅・中小企業者を対象とした工業団地の建設・運営事業に必要な資金を融資するもので、西武信用金庫との協調融資で、協調融資総額は約200万ドル(約2億1000円)となる。
やまと興業は、自動二輪車部品の製造・販売を行う中小企業で、アジア地域の経済成長を背景に、自動二輪車等の需要拡大が見込まれるベトナムにおいて、YIVを通じた事業拡大を図っており、本融資は、やまと興業が、ベトナムのバクニン省に設立したYIVの自動二輪車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、生産設備の増設に充てられるもので、りそな銀行との協調融資による。
【編集 : YK】
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