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【タイ】パタヤが売春観光地の汚名返上へ=軍政が取り締まりを強化

Global News Asia / 2014年8月31日 18時39分

軍による強制排除の様子。

 2014年8月30日、タイメディアが伝えるところによると、一大セックスリゾートとして世界に轟かせているタイ東部のパタヤビーチが、その汚名を返上し、家族連れが安心して過ごせる観光地を目指すという。

 タイの軍事政権は、南部のプーケットとホアヒンにおいてビーチとその周辺で違法営業を続けてきた業者を追い出した。今、プーケットのパトンビーチにはビーチチェアは見られなくなった。その矛先が東部のパタヤに向こうとしている。

 パタヤ警察はかねてから路上で客引きをしているレディーボーイ(ニューハーフ)たちを取り締まってきた。しかし、それは効果のないイタチごっこだった。

 捕まったレディーボーイは簡単な聴取の後、500バーツ(約1500円)の罰金を払うとすぐに釈放。また元の路上へ戻っていた。

 パタヤ警察ではウォーキング・ストリートやビーチロードを中心に取り締りを強化する意向だが、人員不足についても認めている。

 また、パタヤとジョムティエンの両ビーチを占拠する無許可の屋台やビーチチェアについても法令にしたがうように警告を発している。

「我々は、パタヤを家族連れが安心して過ごせるリゾートにしたい。この警告がこれまでのように無視されるようなときは、プーケット同様に軍によって強制的に排除されることになるだろう。そうなる前にしたがってほしい」
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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