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【コラム】自国原発の排水の中で育った海産物を給食に・韓国

Global News Asia / 2023年9月13日 7時0分

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 2023年8月24日午後1時50分、フクイチの汚染水が、詭弁と言葉遊びの中で放出された。日本人でも、これを良しとする人は少ないが、韓国に関しては国会でも議論になったくらい日本人以上に心配と反対をしてくれていた。
「2023年8月24日午後1時50分」はある意味歴史に刻まれる事実になる。なぜ福島だけが歴史の中で何度も何度も犠牲にならなくてはならないのかと憤りが募る。

 韓国には、学校給食法がある。食材品質管理基準が細かに設定されているという。それを守ることは最もなことだ。具体的には、原産地や品質等級などは保護者が参加する幼稚園並びに学校の運営委員会の審議を経て決め管理をしている。

 その上で、2011年3月11日の東日本大震災でフクイチ問題が始まってから、韓国では水産物を対象に放射能検査を行ってきた。とりあえず、「2023年8月24日午後1時50分」までは異常は見られなかった。

 けれど念のためなのか、2021年3月から2023年5月まで小中高、特殊学校すべてで、日本産水産物は、「公では」提供されていなかったと教育部が発表している。

 だが、だ。重水炉である月城原発のトリチウムが多く含まれた汚染水の垂れ流しは、韓国国内で安全伝説にされているのはなぜだろうか。フクイチよりも早く、すぐ沿岸、潮干狩りや海水浴をする海岸に、すでに流れ着いているだろうに。そこで獲れた海産物は、やはり詭弁と言葉遊びの安全性の中で子供たちに、いや全国民に提供されているのではないか。

 筆者は、もう子供を産める年齢ではない。政府が安全というならば海産物は食べる。その影響が体を蝕む前に寿命がくるはずだ。

 どこにも置くところがないからといって、海に流しても、なかったことにはならない。東京電力の電力を、なぜ、東北電力管内の県で作って、その責任を取らないのか。3.11からずっと思っている。

 多かろうと少なかろうと、垂れ流しているうえでは、日本も韓国も同じだ。
【編集 : fa】

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