【Love the Philippines】新1000ペソ紙幣、ダバオ市でも普及

新1000ペソ紙幣　イメージ

　2023年9月11日、フィリピン中央銀行(BSP)が昨年4月に発行したポリマー製の新1000ペソ紙幣が、ダバオ市でも広く流通している。BDO銀行の支店ATMでお金を引き出すと、新紙幣が出てくる。

　新紙幣は、従来の英雄3人の肖像からフィリピン鷲の図柄に変更されたほか、色彩やデザインも一新された。ポリマー製ということで、紙幣の耐久性や衛生性も向上したという。

　BSPは、新紙幣の発行により、偽造防止や環境保護にも貢献するとしている。また、新紙幣はフィリピンの国家象徴や文化を反映したものであり、国民の誇りや愛国心を高めるとも述べている。

　ダバオ市民の中には、新紙幣に慣れないという声もあるが、多くは新紙幣に好感を持っている。ある市民は、「新紙幣は色鮮やかで美しいし、触り心地もいい。ポリマー製なら汚れにくくて丈夫だと思う」と話した。

　BSPは、今後も他の額面の紙幣も順次ポリマー製に切り替えていく予定だという。
【編集 : Eula Casinillo】