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日立化成、タイの連結子会社4社を統合

Global News Asia / 2014年9月3日 17時12分

日立化成のタイにおける連結子会社の一つ、日本ブレーキでは「摩擦材」の製造・販売を行なっている。

 2014年9月1日、日立化成グループは、タイに所在する合弁会社1社を除く4社(製造3社、販売1社)を2015年4月に統合することを決定した、と発表した。

 日立化成グループは、タイにおいて連結子会社5社を有し、主として自動車部品(樹脂成形品、摩擦材、粉末冶金製品)と鉛蓄電池の事業を行なっている。近年、アセアン地域の市場拡大に合わせ、日立化成グループとしてもタイ拠点において生産能力増強等の事業投資を行なっている。

 今後も成長が期待されるアセアン地域において一層の事業拡大を図るためには、リソースを集中して、これまで以上に総合力を発揮していく必要がある、と日立化成グループは考えている。

 マーケティング・営業・生産・資材調達・財務・人事・ガバナンスといった会社機能のレベルアップとともに顧客サービスや運営効率の向上を図り、タイを中心とするアセアン地域での市場ポジションの向上、事業拡大を目指す。

 タイ日立粉末冶金株式会社を存続会社とし、統合を前提に2014年11月をもって同社の社名を日立化成アジアタイランド株式会社に変更する予定。統合は2015年4月を予定、新会社は資本金21億8000万バーツ(約65億4000万円)、従業員約1300名で、粉末冶金製品・摩擦材・電池の製造・販売、機能材料製品の輸入販売等を行う。
【編集 : YK】

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