【コラム】アイドルとしての賞味期限切れ・韓国

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　2009年7月に韓国でデビューしたK-POPのガールズグループ(現在はメンバー4人)の中の一人が悲嘆くれている。

　彼女は現在30歳。アイドルというのは、どの世代にもいていい(80代のアイドルグループだって、インディーズでは存在するのだから)。でも、14歳の可憐な少女でデビューした彼女は、もうアイドル界ではベテランだ。
さらに彼女、昨年末にプロ野球選手と結婚している。ママでもアイドルと言ったアイドルの大御所もいるが…今、妊娠報告しても何ら不思議ではない。

　アイドルだから、結婚したら、仕事の面で影響が出ると覚悟していましたと、彼女は自身のYouTubeで吐露した。
仕事が激減したということだ。

　2012年と2013年には日本武道館でのコンサートをしたが、紅白歌合戦には選ばれてはいない。知る人ぞ知るアイドルグループではないけれど、人気も落ち着き始めるところ。もうアイドルではなく、4人で活動するなら歌単体踊り単体で大人の女性のアイドルの形を作ってもいいゾーンには入っている。

　彼女は30歳での結婚を、若いうちの選択と胸を張るが…30歳だぞ。自分の人生の場面が変わっただけで、今まで通りにアイドル扱いしてもらっていう自分であることにはかわらないと。
夫はこの機会に休暇を取ったらというが、そんなことしている場合じゃないとも強く言っている。

　いつまでチヤホヤされたいんだろう。誰かの伴侶になった女性を今まで通りに推しにするファンはすごく寛大な人だろう。

　日本の大人数のアイドルグループの中にも、32歳になったばかりの最年長がいる。恋愛御法度で知られるアイドルグループだが、2015年に男性アイドルをたくさん抱える事務所のアイドルと同宿の報道があったくらいで…宝塚の専科のように生涯をグループに捧げるかもしれない。彼女と握手してもらえるなら、100枚くらいCD買うファンはいるだろう。

　その32歳を見習えとは言わないが、夫もいて、大人の芸もできないのならば、経年劣化でファンが減っていくのはしかたないだろう。
アイドルにも賞味期限があるの。残ったファンを大切にして、芸を磨いてエンターテイナーとして紅白に呼ばれれば、また人生の場面かわると思うよ～。
男もファンも、よくばりは身を亡ぼすぜ。
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