【Love the Philippines】「フルーツならダバオ」マンゴスチン1キロ・60ペソ

ダバオ市郊外のフルーツ屋台で撮影(2023年10月16日)

　2023年10月16日、ミンダナオ島の中心都市であるダバオは、フィリピンの南部に位置し、熱帯気候の恵みを受けて、さまざまなフルーツが豊富に育っています。マンゴー、パイナップル、バナナ、パパイヤなどの定番のフルーツはもちろん、ドリアン、ランブータンなどの珍しいフルーツも手に入ります。

　マンゴスチンの甘くてジューシーな味は、フィリピンの太陽の下で育ったフルーツの豊かさを象徴しています。60ペソ(約180円)で、1キログラムのマンゴスチンが食べられます。

　地元のフルーツ屋台では、新鮮なマンゴスチンが毎日並べられています。その紫色の皮を剥くと、中には白くて甘い果肉が詰まっています。マンゴスチンは「果物の女王」とも称され、その美味しさから多くの人々に愛されています。

　マンゴスチンには様々な健康効果があります。

　抗酸化作用:マンゴスチンの果皮に含まれるポリフェノールの一種である「キサントン」には強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する効果があります。これにより、老化やがん、生活習慣病(糖尿病や動脈硬化など)の予防が期待できます。

免疫力向上:キサントンはウィルスや細菌などから体を守り、免疫力を高める効果があります。

糖化防止:マンゴスチンに含まれるキサントンには、糖尿病を予防する効果や炎症を抑制する効果、コレステロール値を低下させる効果、結核を予防する効果、白血病を予防する効果、潰瘍を予防する効果などがあります。

美肌・アンチエイジング:ビタミンCは体内の細胞同士を結ぶコラーゲンをつくるのに不可欠で、肌のハリを保ちシミやしわなどを防ぐ美白や美肌の効能もあります。

　以上のように、マンゴスチンはその豊富な栄養価と健康効果から、「果物の女王」と称されるだけあって、健康と美容に大いに貢献してくれるフルーツです。
【編集 : Eula Casinillo】