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【コラム】秋は、髪も抜け逝く季節です・韓国

Global News Asia / 2023年10月31日 6時0分

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 秋。この地球温暖化からすると地球上に明確な秋などどれくらいの期間あるのだろうか。それでも、秋だなと感じるのは「抜け毛が多い」のでわかる。掃除機ではあまり実感できないから、ほうきで掃くかコロコロをローリングしてみるといい。特にあまり使っている気がしない部屋の四隅を重点的に。「こんなに抜けたのか」と頭に手をやる。「ああ、今月はヘアカットに行かなくてもいいな」と思う。むしろ自分の禿げ疑惑に遭遇する時もある。頭の毛だけでなく、体中の毛が抜けるので、短い縮れっ毛のある脱衣場も掃除した方がいい。以上、家業が床屋の筆者の体験談でした。

 髪には、毛が伸びる「成長期」と、状態意地の「休止期」、抜ける「退行期」があると韓国の学者が言う。通常髪の毛は一日50本から60本程度抜ける(韓国的には。日本だと一日100本抜けると想定される)。頭髪自体10万本ほどあるとされているわけだし、毛穴から新しい毛が生えてくるので抜けるのは問題ない。けれど、韓国の学者はこれを大事にしたいらしい。普段よりも多く抜ける、これは正しい。だが毛髪が細くなって抜ける、これは個人差がある。太い髪でふさふさあった人の毛が細くなると、密度的に抜けた感がハンパないということ。

 韓国の学者は、禿げは遺伝するという。両親(母親=女性禿げも存在する)や祖父母、兄弟姉妹の毛が細かったり、いわゆる禿げだったりするのが遺伝というわけだ。しかし、そんな家系でも、若いときから(高校生くらいからが望ましい)適切な手入れをしていれば、70代男性でもパーマをかけることは可能である。

 じゃあなんで禿げになるか。ストレス…ストレスそのものがなにを指すか実は解明されていない。医者がよくわからないものを「ストレス」とひとくくりにするから広まった言葉だ。
そこに加え、無理なダイエットや食べすぎでも禿げると韓国の学者は定義する…秋は抜け毛のシーズンの話が、禿げが出来上がるまでになっているではないか。

 韓国人に頼っては、禿げが激増しそうだ。秋の抜け毛の時期は、シャンプーをかえたり養毛剤をかえたりしない。お風呂に入ってリラックスしているときに、指頭で地肌を軽くマッサージすることでもだいぶ違う。過激な刺激ではなく、もみほぐす感じで新しく生えてくる毛にコンタクトをとる。
11月下旬には、また髪がしっかりしてくるのを感じることができると思う。

 韓国の学者はコンディショナーやトリートメントを薦めるが、あれは毛先だけでいい。地肌には化学反応を起こすので刺激物となる。しっかり濯ぐこと、地肌を清潔に保つことが、秋以外の季節に「禿げ」にならないコツである、経験上。
【編集 : fa】

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