【タイ】代理出産の日本人男性に事情聴取再要請=タイ警察

日本人男性が、タイ人女性と暮らしていたと家庭裁判所で証言したパタヤ。

　2014年9月3日、タイメディア関係者によると、2日、日本人男性の代理人がタイ警察を訪れた時に、タイ警察は、日本人男性が早くタイに戻り事情聴取に応じるよう代理人に伝えた。

　当初は、8月18日に日本人男性は、バンコクに戻って警察の事情聴取を受けると伝えていたが、17日にバンコクの空港まで来たものの、資料やDNA検体などを代理人に託し、そのまま、タイを出国していた。

　日本人男性は、日本でタイ警察の事情聴取に応じたい、タイ警察の捜査員の渡航費用を負担すると申し出ているが、タイ警察は不快感を示す。

　日本人男性と親子関係が確認されている12人以上の子供は、タイ当局に保護されているままの状況だ。現段階では、タイ警察は日本人男性に対して任意で事情聴取に応じるよう伝えているが、日本人男性がタイ警察の要請に応じない場合、バンコク家庭裁判所での虚偽証言の問題で、強制捜査に進む可能性もある。

【編集 : 朝日音然】