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【コラム】あなたは「誰にも」迷惑なく登山ができますか・韓国

Global News Asia / 2023年11月2日 8時0分

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 「そこに山があるから」登山をする。登山家に問うとそのように答える人が多い。日本の有名な登山家(冒険家)だが、年齢的に自力で登るのが厳しいのに、車いすで日本一の山を登り切った。また自分の足で登りたいと抱負を語っていたが…彼にはお金があってスタッフもその名声に酔っているから、「お金」でできたことだとは思わないのだろうか。
一般人は、山で遭難した場合、ヘリコプターでの捜索を依頼すると、1時間50万円の費用が発生する。また地元の消防団や青年団もボランティアではない。「そこに山があるから」で登られちゃ、迷惑だったりする。

 韓国の冬岳山国立公園は、登山どころか立ち入り禁止の場所もある。なぜ立ち入り禁止か…転落死が続出している場所だから。その目的のために望んで登る人もいるだろう。でも、山だからと「立ち入り禁止」の看板を無視して登る人も少なからずいて、望まない転落もする。いくら、看板、文字で伝えても、禁止が徹底しない。

 そこで、転落事故の生写真に「ちょっと待て。これでも行くのか」という警告文をつけて案内板に貼った。かなりグロテスクな写真だ。転落した登山者の遺体が、道と石にまたがって寝ている。腕や足がすべて折れているのは一目瞭然。周囲が血まみれ。ビルからの投身自殺よりも悲惨な映像だ。

 立ち入り禁止にも関わらず、事前に国立公園に許可されたロッククライマーやアイスミング行う者は、許されている。訓練を積んでいるから、とか、すべてを禁止すると内緒で登る素人いるからが抜け道の理由だろうが、それでも、訓練を積んでいる者でも転落死が後を絶たない。

 その転落死の生写真は、正解だと思う。しかし、韓国の民たちは「モザイクをかけないのは、行き過ぎ」「遺族に対して無礼」などと、写真をもっとマイルドにしろという声を出している。「民」の漢字的意味は、めくら(=無知)な奴隷だ。知ろうとしないことは、自分から無知になって大きなものに支配されるということだ。

 国立公園側は、この生写真を取り下げないという。なぜ「危険な山に登るのか」…そこに山があるからではない。転落死を望んでいるからとしか思えない。韓国人にはグロテスクさで訴えても聞かないかもしれないが。
【編集 : fa】

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