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エアアジアの持ち株会社キャピタルA 企業合併で米国ナスダック上場へ

Global News Asia / 2023年11月2日 7時0分

エアアジア

 2023年11月1日、キャピタルAバハッドは、米国ナスダック上場企業であるエーテリウム・アクイジション・コーポレーションとの企業合併に向けた基本合意書を締結した。これにより、キャピタルAの資産が米国で上場される可能性が高まった。
 
 キャピタルAバハッドは、エアアジア、airasiaムーブ(旧airasiaスーパーアプリ)、物流ベンチャーのTeleport、キャピタルA航空サービス・グループの持ち株会社。この企業合併により、「エアアジア」ブランド、および中核となる航空、旅行、ホスピタリティ、デジタル技術を活用した投資・経営企画開発会社キャピタルAインターナショナルは、米国において独立した上場企業となる。

 キャピタルAインターナショナルは、エアアジア・ブランド(airasia brand co.)、およびエアアジア・リース(AirAsia Leasing co.)の株式持分100%を有し、ブランド使用料、航空機リース料より収益を生み出すことを目指す。さらに、戦術的な買収、インキュベーション、パートナーシップを通じて、起業家のためのプラットフォームを提供しする予定だ。

 提案されている企業合併は、エアアジア・ブランドの独立した評価に基づき、10億米ドルの株式価値で行われる予定。キャピタルAの最高経営責任者(CEO)トニー・フェルナンデス(Tony Fernandes)氏は、「この企業合併によりキャピタルAは成熟期に入ります。エーテリウム社との企業合併は、今後の成長へ向けた意思表明です。ASEAN地域は近年、力強く急成長している経済のハブとして注目されています。しかし、世界の投資家がこの重要な市場に参加できる手段は限られています。キャピタルAインターナショナルは、ASEANへの投資の可能性を広げる機会を提供します。」と述べている。
【編集 : af】

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