【マレーシア】IHIと東芝、超々臨界圧石炭火力発電所の建設工事を受注

Global News Asia / 2014年9月4日 15時50分

IHIと東芝はマレーシアで超々臨界圧石炭火力発電所の建設工事を受注した。写真は調印式の様子。

 2014年9月2日、IHIをリーダーとするコンソーシアムは、マレーシア財務省100%出資のファンドである1マレーシア・デベロップメント社(1MDB)と三井物産株式会社で設立したジマ・イーストパワー株式会社が計画する、超々臨界圧石炭火力としてはマレーシアで最大容量(出力1000MW×2基)となる発電所の設計・調達・建設業務を請負うフルターンキー契約を締結した、と発表した。

 マレーシアの首都クアラルンプールの南約60キロに位置するネグリスンビラン州ジマ地区に建設するプロジェクトで、商業運転開始は、2018年に1号機、2019年に2号機を予定。

 IHIはボイラーおよび付帯設備の供給・据付とともにコンソーシアムリーダーとして技術および商務の取りまとめを担当、東芝は蒸気タービン、発電機および付帯設備の供給・据付、土木工事の一部を担当、韓国の現代エンジニアリングと現代建設は共同でその他プラント補機の供給・据付および土木工事の一部を担当する。

 IHIは、今回受注した石炭火力発電所に隣接する既設のジマ石炭火力発電所(700MW×2基)やタンジュン・ビン石炭火力発電所(700MW×3基)など、マレーシアの石炭焚き発電所建設では合計99基(5100MW)の納入実績がある。

 マレーシアでは、高い経済成長を背景に電力需要は増加し続けており、2020年までの年間伸び率が平均約3%と予測される。

 また、マレーシア政府は産業の発展と低炭素社会の実現の両立を目指している。

 今回受注した超々臨界圧発電設備は日本が誇る高効率石炭火力発電設備であり、蒸気を超高温・超高圧化することで発電効率を高め、燃料の使用量と二酸化炭素の排出量を抑制することが可能となる。
【編集 : YK】

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