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フィリピンの珍味アヒルのバロットに初挑戦・ミンダナオ島オサミス発信

Global News Asia / 2023年11月13日 10時0分

自宅に持ち帰ったバロット。娘のジュリナはウキウキ、7個も買ってもらえ大喜びです。

 2023年11月12日、バロット(Balot)とは孵化直前のアヒルの卵をゆでたもので、フィリピンでは人気な料理の1つです。高級料理ではなく、屋台や地元のローカル食堂トロトロなどで気軽に買えます。
オサミスでは1つ22ペソから25ペソ程度(約75円程度)、夕方から夜遅くまで売られています。ビールのおつまみにも最適だそうです。

 バロットは羽化する直前の16日目、17日目、18日目の卵をゆでた物が有り、保温箱の中で熱々のまま売られています。人それぞれ好みが有るようですが、16日目はまだ黄身の部分がおおきく、ひなは未成熟。18日目になるとひなの姿がはっきり見てとれます。

 家族も大好物でまとめ買いしてきて皆でワイワイ言いながら食べています。私は見た目のグロテスク感から食べたことが無かったのですが、娘達と一緒に買いに行きこの度初めて挑戦。今回買ってきたバロットは18日目のものです。

 卵の殻の上の部分を割って中のスープを飲みます。味はあっさり普通の卵スープ。そして卵の中に塩とお酢をかけてスプーンで黄身部分から食べてみました。黄身は普通のゆで卵と一緒ですが、パサパサしておらずしっとりとした感じ。次に身の部分をスプーンで取り出すと、羽や足、クチバシまで見えるのです。最初は戸惑いましたが、娘たちに「はい食べて」と促されて一口食べてみるとクセも無く意外といけるかも。ただ食べた後も羽の食感や骨が口の中に残りました。

 末娘のジュリナはお皿に3個のバロットを入れて、お塩と唐辛子とお酢の特製スープをかけてからまとめ食い。「美味しい。何個でも食べたい」と笑顔で食べていました。最高のおやつだそうです。バロット初めて食べた私に「あなたもこれでpinoy!」と言われました。
【執筆 : オサミス市在住13年目・上野浩一】

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