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【コラム】それ坂本九ちゃんが先鞭じゃなかったでしたっけ? 韓国

Global News Asia / 2023年11月27日 7時0分

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 英語圏では英語の歌しか流行らない、日本語圏では日本語の歌詞しか流行らない…そんな御託をいつまで信じているのかね、韓国のみなさんよ。

 英語の意味が分からなくても、日本人は英語の歌を聴いてきました。戦後の話をしましょうか。それでも、この歌の日本語的な歌詞、意味を知りたいと願って、漣健児さんがたくさんポップスを訳しました。なかにし礼さんもやったな。岩谷時子さんにおいては、越路吹雪さんのショーのために短時間で「愛の讃歌」の歌詞あてて、スタンダードにしているでしょう。もっと昭和元禄なら、西城秀樹さんの「Y・M・C・A」はマネジャーのあまがいりゅうじさんが短時間で書いている。それでも、原曲も聴きたいと売れたし、聴き比べをしているのが日本人なのだよ。

 韓国の音楽評論家は、いい歌はどこの母国語でも世界に通用する。それを証明したのが、RSYの「江南スタイル」だという。ビルボード2位になったから。

 なんか忘れていないかな。ビルボード1位になっている「スキヤキ」こと「上を向いて歩こう」を忘れていないかな。坂本九ちゃんが歌った名曲ね。どんなに元号がかわろうと日本人がつらいときに心から励ましてくれる九ちゃんの歌たち。それが、世界中の母国語が何であろうと、人間の琴線に響いたんじゃないかな。

 韓国人はK-POPとラテン音楽が世界の音楽シーンをかえたと豪語する。それは国をあげて世界に送り出しているからと。そして逆にイギリスなどでは、歌い手に対する支援金が削減され同じ英語圏でもアメリカでは売れなくなったとも言っている。

 売れる売れない、母国語かそうでないか。それは、違う。いい歌はどんな国の歌でもいいものであり売れる。でも2匹目のどじょうは遠慮される。

 坂本九を差し置いて、江南スタイルとは笑止千万。ピコ太郎とジャスティンビーバーが援護射撃したからだろう。いつもいつも、韓国が地球を回している話を言われても、違うね。
【編集 : fa】

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