児童婚や暴力に直面する少女に希望を「1000GIRLSプロジェクト」
Global News Asia / 2023年11月21日 17時0分
◆わたしは、闘う。立ち上がる少女たち
地域の少女を脅かす「早すぎる結婚」に「NO」
半数以上の少女が18歳の誕生日を迎える前に結婚する国、バングラデシュ。貧しく、また結婚による金銭的支払いの慣習がある地域では、児童婚は家族にとって必要なお金や家畜を手に入れる手段になります。
モニカさんも、児童婚が普通とされる家庭で育ちました。しかし、チャイルド・スポンサーシップの活動を通して早すぎる結婚の身体的・心理的ダメージを知った彼女は、家族を説得し、結婚から逃れることができました。さらに、仲間とともに児童婚を止めるためのチームを立ち上げ、その有害な影響についてコミュニティの中で啓発活動を行っています。モニカさんはこれまでに阻止した結婚は10件。地域の慣習を変えることは簡単ではありません。それでも、女の子たちの未来のために、今日も彼女は児童婚との闘いの最前線に立っています。
カンボジアのファリーさん(18歳)
貧しい家庭に育ったファリーさんは、服装などから差別を受け自信を失っていました。 しかし、ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップによる活動を通して、生きていく上で必要なスキル「ライフスキル」を学んだ彼女は自信を取り戻し、今ではユースクラブのリーダーとして子どもたちを守り、夢を与えています
グアテマラのシエラさん(12歳)
シエラさんは児童婚 や 性暴力 が蔓延する地域に暮らしています。 ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップによる活動を通して自分自身の「権利」を学んだ彼女は、子どもたちの生活改善ために地域のリーダーにニーズを伝え、保健センターの建設に貢献するなど、地域の希望になっています。
チャイルド・スポンサーシップの支援により、少女たちとコミュニティに新たな気づきが生まれ、少女たち自身が立ち上がり「恐怖」が「希望」へと変わっています。
クリスマスまでに1000人の少女に希望を届けたいと願っています。ぜひ皆さまのお力を貸してください。
【編集 : 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン コミュニケーション課 徳永美能里】
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「国際子ども平和賞」にアフガン出身の17歳 少女・女性の権利訴え
AFPBB News / 2024年11月20日 18時39分
-
まんがで知る! ジェンダー問題と国際協力 『気候変動に立ち向かう3人の女の子の物語~ソマリア、カンボジア、ペルーより~』 ~国際NGOプラン・インターナショナルが発刊
PR TIMES / 2024年11月14日 17時0分
-
子どもに対する暴力 世界で4分に1人が犠牲に【プレスリリース】
PR TIMES / 2024年11月6日 10時44分
-
やす子も、戦隊俳優も “児童養護施設”出身者が語る子どもたちの現状と今後の課題
週刊女性PRIME / 2024年11月6日 7時0分
-
今年のクリスマスは、子どもたちに「希望」という贈り物を。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン、11月1日から12月26日までクリスマスキャンペーン2024「希望を、贈ろう。」を展開
PR TIMES / 2024年11月2日 17時45分
ランキング
-
1北朝鮮に石油を大量供給か ロシア、国連制裁違反の疑い
共同通信 / 2024年11月23日 18時11分
-
2露、ウクライナに発射の中距離弾道ミサイルを「量産化」 プーチン氏、迎撃は不可能と強調
産経ニュース / 2024年11月23日 20時2分
-
3佐渡金山追悼式に不参加=生稲政務官の靖国参拝問題視か―韓国
時事通信 / 2024年11月23日 19時29分
-
4アングル:またトランプ氏を過小評価、米世論調査の解けない謎
ロイター / 2024年11月24日 7時53分
-
5中国・35人死亡の車暴走事件 私たちを取り囲み、映像を消せと迫った謎の「市民」たち
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください