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【コラム】逃げるなら日本がいいらしい・中国富裕層の新たな投資先

Global News Asia / 2023年12月17日 7時0分

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 中国人が、日本の土地や企業を買収している。それも名義的には表に出さず、裏で君臨している。日本の中国化が近年増加している。つまり中国人にとっては、日本の中国化は「住みやすい第二の祖国」になるということだ。

 昨今の中国は、いろんな意味で住みにくくなっている。おかしな疫病も自然発生するのか人工発症させられているのか。食べられないのは鳥の鳴き声だけといわれる中国で起こる出来事は、もうファンタジーではなく、人の命に係わる。一般中国人にはまだ難しいことだが、中国人富裕層は、日本にその利益の矛先を移している。

 豊洲にある豪華な庭で有名な高級マンションも、晴海にある人工池に映る夜景の美しさがウリのタワーマンションも、実は中国人所有が多数だ。正直日本人にそれらを買う力はないのかもしれない。日本人が経営する不動産屋ではなく、中国人がお客様の中国企業の不動産屋に、キャッシュ購入の中国人がひっきりなしに来る。振込ならまだしも…それはいろいろと問題があるからのキャッシュ。大枚の札束を数えるのも難儀ですよ、とほくほく顔でインタビューに答えている。その額、コロナ渦前は4850万円以下のワンルームがよく売れていたが、今は富裕層がいくらでも出すので、ワンルームが逆に売れなくなっている(投資目的では売れている)。

 日本の税関をどう潜り抜けるのか、金の延べ棒や換金した外資も日本に持ち込まれている。中国本土で見つかれば大罪になるので、香港経由を選択しているらしい。海外の貯蓄型保険として持ち込むのだ。毎月7兆3500億円が推測されている。

 中国では、新型コロナの進化系、変異種なのか、また別の病気なのか咳に苛まれる疫病が流行している。ゼロコロナ政策に転化したものの、いつまたロックダウンになるかわからない。中国内で儲けられないのなら、行き来が楽な日本でと富裕層が思うのは想像に難くない。

 ただそれらの行為を、改正反スパイ法の施行をもって取り締まろうともしている。一日も早く第二の祖国日本へ。これが中国富裕層の願いだ、どうせ、そんなにしないうちに日本という名の中国になると信じているから。
【編集 : fa】

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