【コラム】そのタオルは食べられない・韓国

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　韓国のスキー場の食堂で出てはならないものが出てしまった。炊飯器の中から、ご飯ならぬ、グレーのタオルが出現したのだ。ご飯をついでいる途中から出たとも、一番下に広がっていたとも、情報は錯そうしている。だが、あったことは事実だ。炊飯器というならば、ご飯を炊くものと考えられるが、食堂側の言い分では、もっと大きな釜で炊いて、炊飯器に分けて出した。よそって、運ぶときに、たまたま耐熱用の「ハンカチ」を落としたしている。ならば、上に落ちそうなものだが。

　他国には補償補償を連呼するのに、「お客様には不快な思いをさせて申し訳ありません。全職員に食品安全と衛生教育を徹底して行います。二度とこのような事態にならないように最善を尽くします」のみで済ませるようだ。

　今のところ、生理的に気持ち悪い人は出ているが、嘔吐や下痢など病状が出いている人はいない。厨房というのはとても暑い。湿度も高く、冬でも汗をかく。首にタオルをかけて汗を拭いていたタオルだとしたら、その汗の出汁がばっつりきいたいつもとは違うご飯だったであろう。よそい分けた中間にあったとしても、ご飯は炊きあがりにかき混ぜるからいろんなものが米粒につく。底にあったとしても、気持ちが悪いのには間違いない。

　その日食べた客に返金もしてはいない。そもそも、タオルと、ハンカチは違う…最近タオルハンカチあるけれど、職場の汗拭きでは使わない。
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