【コラム】韓国独自の自殺危険物なのか？ ？ ？ ？ ？ 韓国

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　無添加の高級ハムやソーセージを、庶民は毎朝のハムエッグなんかにして食べることはかなり難しい。いろいろ物が値上がって、そもそも高いなと思ってたソーセージも上がって、プライベートブランドの特売品の日に買おうになったりしている。添加物が盛りだくさんって知っているから、賞味期限はチェックしても、原材料はあまり見ない。

　この添加物に保存剤と発色剤のために「亜硝酸ナトリウム」がある。基本、食品医薬品安全性に則った配合量が厳重に管理されているそうだ。国のやることを100％信用するわけではないが、これがなんらかの国際基準であれば、食べても問題はない。どうしてもいやだったら、ネット時代、添加されている食品群を洗い出し、食べなければいい話だ。

　お値段の安いものは、添加物まみれ。例えばレトルトカレーは、カレー粉と材料だけで作ったら一番安い気もするが、知らない添加物がこれでもかこれでもかと羅列している。だから、100円以下で購入できる。

　亜硝酸ナトリウムは、加工肉製品の食中毒の成長を抑制し、抗酸化効果および香味の増進のために使われている。これが大義名分。

　食品に含まれているのは、繰り返し書くが、安全量だ(とされている)。しかし、薬品としては2gが致死量。死ぬまでには、頭痛や吐き気、チアノーゼ、意識障害やけいれんなど、まず苦しんでからしか死ぬことはできない(応急処置としては、牛乳や生卵などを無理やりでも飲ませて、とにかく吐かせる。皮膚や目にも付いているなら流水で徹底的に落とす)。

　劇薬なので、薬局で買う場合、買う目的を明示し、印鑑が必要だが、500gが2000円ほどで購入できる。

　韓国ではこのほど、この亜硝酸ナトリウムを「自殺危険物」に指定した。劇薬というとこですでに危険物なのだと思うが…。2017年から2021年までにこれを使って46人が自死を選んでいる。自死を選ぶお国柄だけに46人を多いとみるか少ないとみるか難しいところだが、少なくとも、ハムやソーセージだけで致死量に至るのはかなりの時間を要す。絶対に使わないとハムやソーセージができないというものでもあるまいが。

　韓国の指定だから関係ないもん！ じゃなく…年1くらいしかソーセージの類を食べない者はどう考えればいいのだろうか。

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