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【コラム】韓国のデモ参加者は自己満足家ばかりだ

Global News Asia / 2024年1月12日 8時0分

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 デモ。一定人数が集まってシュプレヒコールを上げないまでも列を組んで歩く場合、日本では警察に事前に届けなければならない。国家や政治について異議を申し立てるためのデモは、日本の警察によって守られながら進む。違和感ハンパなし。

 韓国でも、デモを行う際は警察に届けなければならない。日本の届け出は時間内ではなく、デモを始める720時間前から48時間前に管轄の警察に、内容を記した申請書を出す。つまり、朝8時から始めたければ、30日前の朝8時から申請は可能だ。毎日デモしている、プロのデモ家がいるような韓国は、とにかく申請が多い。うっかり48時間=2日前に駆け込み申請しても、申請者が多すぎて間に合わない場合が多々ある。

 警察の申請者窓口につながるロビーには絶えず人がいる。順番取りの人間だ。彼ら彼女らの多くはデモに参加するわけではない。代理申請人のバイト(あるいは本業)の方々だ。夜通し並ぶ。猛者は、電気カーペットを警察のコンセントにつなぎ毛布をかけて寝ている。さすが待つプロだ。コップやティッシュもあるところを見ると、バイトしながら警察で生活している感が否めない。
申請者は委任状さえあれば、誰でも並ぶことができる。何個ものデモの申請書を束で持っているプロもいる。

 なぜこんなにも必死かというと、効果的なデモの場所は韓国では大体決まっている。その場所では、基本同じ時間に一団体しかデモを行うことができない。マスコミ映えするってところか。そこがとれないと、マスコミに扱ってもらえない横とか後とか、やってもやらなくても意味のない場所が割り当てられる。やってなんぼの韓国人にとって、報道されないのはやらないのと同じこと。つまり、どこであっても、きちんと主張しようという覚悟がない。

 警察はプロの申請者が警察署内に住んで、代理の商売をしていることに、なにもできずにいる。これも警察の威信がないというわけだ。

 慰安婦デモは、こうした商売の上に成り立っているものだと、思った方がいい。
【編集 : fa】

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