【コラム】香港と切っても切れない日清食品
Global News Asia / 2024年2月5日 11時0分
日清食品の「出前一丁」は、香港でダントツ有名な袋めんだ。「出前一丁」は、1984年に本格的に香港に進出する前に、神戸にオフィスを構え香港人の方が輸入販売に乗り出していたくらい愛されている。そして、香港日清ができたのが2017年だ。
香港日清は、2024年1月、香港内で30店舗以上を展開する韓国スーパーマーケット「韓印紅」と提携して「葱葱辣麺」を発売した。テーマは、韓国料理に出てくる「ネギ」。小皿料理として「バンチャン」というものがあるが、パジョリ(白髪ねぎのキムチ)というバリエーションもたくさんある。特にネギが出回る冬場には、ネギを使った韓国料理が多くなる。そこを生かして、今回のラーメンは作られた。
カップヌードルの謎肉のように、ネギ本体の形があるかないかは微妙だが…キャベツやキノコ、玉ねぎなどの野菜と、鶏と牛のうまみ成分をスープに展開して、コシを強くしたラーメンと絡める。辛さは、韓国人が食べても納得する辛さらしい…それをわざわざ香港で作らなくてもいいと思うが。
意図は十分ある。販売から何十年経っても永遠に人気のある出前一丁のように、インスタントラーメンながら、このスーパーのイートインなどをベースにこの韓国&香港のコラボを売って行こうというものだ。日清食品の創始者安藤百福氏は、フリー特許にして、世界中にインスタントラーメンを広げた。しかし、今、韓国の1スーパーが日本の日清と組む選択はない。韓国側が儲けられないからだ。だったら、関連会社、会社名に日清が入っている香港の会社と組むことであわよくば大ヒット、そこそこならフェアでしたで終了。
香港日清もヒットを出したいところだろうが、韓国と組むのはやめた方がいいような気がする。
【編集 : fa】
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