【Love the Philippines】「フルーツならダバオ」マンゴスチン1キロ・80ペソ

　2024年2月10日、ミンダナオ島の中心都市であるダバオは、フィリピンの南部に位置し、熱帯気候の恵みを受けて、さまざまなフルーツが豊富に育っている。マンゴー、パイナップル、バナナ、パパイヤなどの定番のフルーツはもちろん、ドリアン、ランブータンなどの珍しいフルーツも手に入る。

　マンゴスチンの甘くてジューシーな味は、フィリピンの太陽の下で育ったフルーツの豊かさを象徴。80ペソ(約240円)で、1キログラムのマンゴスチンが食べられる。この他にも、グリーンマンゴー1キログラム80ペソ。ダバオ産ローカルハチミツ100(小)～150(大)ペソ。

　地元のフルーツ屋台では、新鮮なマンゴスチンが毎日並べられている。その紫色の皮を剥くと、中には白くて甘い果肉がある。マンゴスチンは「果物の女王」とも称され、その美味しさから多くの人々に愛されている。

　マンゴスチンには様々な健康効果もある。

　抗酸化作用:マンゴスチンの果皮に含まれるポリフェノールの一種である「キサントン」には強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する効果があります。これにより、老化やがん、生活習慣病(糖尿病や動脈硬化など)の予防が期待できる。

免疫力向上:キサントンはウィルスや細菌などから体を守り、免疫力を高める効果がある。

糖化防止:マンゴスチンに含まれるキサントンには、糖尿病を予防する効果や炎症を抑制する効果、コレステロール値を低下させる効果、結核を予防する効果、白血病を予防する効果、潰瘍を予防する効果などがある。

美肌・アンチエイジング:ビタミンCは体内の細胞同士を結ぶコラーゲンをつくるのに不可欠で、肌のハリを保ちシミやしわなどを防ぐ美白や美肌の効能もある。

　以上のように、マンゴスチンはその豊富な栄養価と健康効果から、「果物の女王」と称されるだけあって、健康と美容に大いに貢献してくれるフルーツだ。
【編集 : Eula Casinillo】