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さすが韓国、軍服が国際的ファッションになるかも

Global News Asia / 2024年5月12日 19時0分

 韓国軍が1990年代から2010年まで着ていた軍服は「カエル軍服」と呼ばれている。緑色でまだら模様(迷彩、アーミーとはちょびっと違う)。除隊の時にそのまま持ち帰れるからタンスに仕舞っている方もいる。

 このほど、フランスの高級ブランド「バレンシアガ」がこの「カエル軍服」と非常によく似たデザインのセットアップを2024夏コレクションとして発売した。コレクションだから、昨年の年末にはファッションショーで発表されているはずであり、そこで批判があまり起こらなかったから、商品化された模様。ジャケットが日本円にして約65万円。パンツが約38万円。セットで100万円を越える。主に、アメリカやイギリスを中心に全世界を商圏として販売される。今現在は事前注文受付中。

 正直、タンスに仕舞っている韓国軍経験者たちは大喜びで、…おそらくだが本物が買えない人に「ちょっと似てるから、着たらわからないよ」と販売する腹積もりの韓国人は多くいるだろう。売れるかどうかは別にして。

 この会社は、いわゆる普通のファッションデザインをメインにはしていない。2023-2024冬コレクションでは、透明のテープのようなブレスレット(43万円)、春コレクションでは、いわゆる学童たちがプールの授業で着替えるときに使うプールタオルのようなスカートを出している。2023年には、ポテトチップスみたいなクラッチバック、2022年にはゴミ袋の形のポーチを出している。

 発想は奇抜であり、富裕層に気に入られて、ブルジョア価格になるのだろうけれども…シャネルやゴルチエなどと同じ立ち位置とは考えたくはない。韓国のお笑い軍服をセレブが着る。笑える。
【編集 : fa】

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