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まだ就業中にタバコ吸っていたのか…韓国

Global News Asia / 2024年5月21日 7時0分

 GW中昭和に作られた映画やドラマが多くテレビ放映されていたが、指摘されて半端ない違和感を感じるのは喫煙シーンだった。重役室の応接セットのテーブルの上には、大理石でできた煙草入れとライター、灰皿があり、「一服どうですか」に対して「私は無調法なので」「そりゃ残念」とかとか、あとは、タバコの煙がモクモク。刑事映画の会議シーンではほぼ吸っている。まさに「不適切にもほどがある」。それほど日本ではあまり見かけない光景になってしまった。昔、日本たばこ産業に営業に行くと、応接室に通されタバコを勧められる。吸わないわけにも行かず、苦手な煙草を吸ったのだが。

 けれど、韓国ではまだまだ適切らしく、ある会社の取り組みがニュースになった。喫煙のために席を外したら「非業務時間」として取り扱われる。タバコを吸いに行き数十分後に戻ってきたとして、非業務時間として処理される。当たり前だ…。ぎすぎす感は強すぎるけど。
非喫煙者からは、タバコ時間は個人のわがままだから妥当な処罰とされる一方、喫煙者からは業務効率を高める嗜好品と反論されている。

 これは会社だから議論されるのか。日本の市役所など公務員「さん」の働いている場所では、外に喫煙所が今でもあり、来庁者がかなり待たされて用事がやっと済んでその喫煙所の前を通っても、同じメンバーだったりする。公務員の喫煙はなかなか淘汰されていないのが実情だ。日本の公務員は、まだ韓国状態と言って過言ではない。

 非業務時間に対する若者の反応は、まあまあよい。ちょっと風にあたってくる程度は許容範囲だが、喫煙タイムと就業時間内のコンビニでの買い物(建物内の売店も含まれる)は仕事していないとみなしてよいという声が高い。

 タバコをモクモク吸っていた時代は、高度成長時代で景気も良かった。今、非喫煙が求められる時代になって、景気の底が見えないくらい暗沌としている。といって、1箱500円以上のタバコを買ってモクモク次々に吸ったら景気が回復するかって問題でもない。

 就業時間中の水分補給はあっても、タバコはやはりダメってことで。すると韓国も新しい時代になれるかもよ。
【編集 : fa】

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