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フィリピンの海を守れ

Global News Asia / 2024年5月19日 16時0分

 2024年5月、南シナ海沖は、距離で言えばもともとフィリピン所有と考えられるが、昨今、中国が侵略している。いわゆる所有権争いとしてかたずけられそうな案件だが、中国側の海の中の国境の拡大解釈と所帯の大きな国としての圧力で、国際世論まで自国に集めようとしている。信念としてはまっすぐなフィリピンは、これに屈したくないのは理解できる。さらに、横暴さを表に出す国と、誠実な国では、国際的応援がどちらに集まるかは言わずもがな。

 このほど、日本政府は、フィリピンに対して、大型巡視船5隻を円借款で供与することになり、マニラで調印が行われた。

 大国は一晩で大きな船を作るが、性能から見たら泥船のようなものである。その点日本の技術の粋を集めた巡視船は、外洋で長期期間の任務ができる。全長97メートルの大型船だ。これが、フィリピン沖に停泊し、沿岸警備隊が常時使えるようになると、フィリピン政府としても心強い。フィリピンの外相は「会場での保安能力の強化になると」と日本の支援に謝辞を述べている。

 今までも日本は、12隻の巡視船を供与している。「国際国家の秩序を守るために、日本はフィリピンと連携し、国際法を守っていきたい」。

 自国の領土をどこまでも広げたい。あわよくば世界全体を支配したいと考える国に、フィリピンは話し合いを重ねて、その間違いを指摘してきた。しかし、話し合いを重ねれば重ねるほど、実力行使で、フィリピンの領土を虎視眈々と狙っている。そんな理不尽なことを認めてはならない。

 日本製の巡視船は、フィリピンのためにきちっとした仕事をしていく。
【編集 : fa】

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