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クレーマーにクレーマーと記入したら、ブースタークレーム! 高度な技量が差をつけるクリーニング業

Global News Asia / 2024年5月30日 12時0分

 気候も年々暑くなりすぎて、クリーニング屋さんの繁盛時期も前倒しになった。朝出したら夕方できます! とのぼりを出しているのに、冬物を預けた客の多くが秋の終わりになるまで取りに来ない。クリーニング業なのに、衣類預かり業もさせられなかなか大変な仕事だ。
さて、クリーニングから返ってきた衣類をみると、タグがついている。あれを手でちぎろうとしてもなかなかできない。それは、衣類が誰のかがわかるように、洗濯機の中でちぎれない、また、洗剤で書き込み等が落ちない特殊な紙を使っているからだ。出かけるときにうっかり取り忘れて、取るに取れずに恥ずかしい思いをしたこともあるだろう。

 韓国では、もっともっと恥ずかしい「正体」をクリーニング屋さんに見抜かれてしまった女性客がいる。彼女は冬の間に、なんらかで汚れたのだろう、冬服を出した。前書のように、着る機会がなければ今年の冬までそのままだったかもしれない。1か月後に必要があって取りに行った。ところが、シミがとれていなかった。そこで、再度のクリーニングを頼んだ、やり直しだ。しかし、また受け取りにいっても、シミはそのままだった。…推測だが、そういうデザインだったかもしれない。

 「へたくそ」と怒りながらも彼女はタグを見た。見てしまった。そこには「クレーマー顧客」との書き込みがあった。激怒どころか爆発した彼女は、営業時間外であるのに、夜中に3回電話を入れた…そこがクレーマー気質かも。

 翌日連絡がついた。経営者は平然と、大切なお客様だから「顧客」とあるではないかと述べた。クレーマーに関しては、タグをつけた担当のバイトがふざけたのだろうとした。

 彼女がしつこいのはわかるが、さらに韓国人のクレームの入れ方も想像がつくが…日本人であってもタグに「クレーマー」と書かれたらちょっと心が傷つく。今の殺伐とした時代事件に発展するかも知れない。

 客商売には隠語がある。美容院などでトイレに行くとき、6番入りますみたいな。クリーニング業界も、隠語でクレーマー表記を「組合」で決めればいいのに。

 クリーニング店もチェーン店が増え、正直洗い場の光景を客の立場で見たら、二度と依頼したくなくなる感じではあるが…腕のいい職人=クリーニング師には、ほぼ落とせないシミはない。お高いが、そういうお店では、クレーマーもクレーマー扱いしないとは思う。
【編集 : fa】

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