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恋人間の暴力事案増加する、韓国

Global News Asia / 2024年6月6日 12時0分

 恋人として燃え上っているうちは、相手のすべてを許せるもので、かつ自分の全てを知ってもらいたいものだ。けれど、別れた瞬間に「お互い」ぜんぶを忘れられることが望ましいものだが…。

 韓国では、交際暴力の検挙率が上がっている。

 SNSが出会いの窓口になっている昨今、相手がほんとうに実在する人なのかわからない。お互いに相手の家に行ったこと(実家などちゃんと連絡が取れる定住地)もないだろう。そしてSNSをリセットしたら、もう相手はいなくなるといった便利な世の中である。しかし、人は言葉を持っている。片方は別れた後に連絡が取れなくなる情報を言う(結婚などなんらかの結果が出るときに修正すればいい)。片方は、リアル真実を語る。リアル真実の方が、イヤになった、うそつきの方はまだ思っていると、とにかくもめる。

 電話番号を着拒し、SNSのつながる機能をブロックしても、相手はいかようにでも新たなアカウントや電話番号で連絡し続ける。これは、全部のSNSをやめたとしても、とりあえず寝泊まりしている場所を教えていた場合、家にまで押しかけてくることになるのは当然だ。

 2023年に韓国でいうところの交際暴力(日本だとストーカーにおける傷害事件)で検挙された容疑者は1万3939人。内訳は、暴力障害が9448人、逮捕監禁脅迫1258人、同意なき性交渉(レイプ)453人。そしてマスコミ報道されたカウントだけだが、138人の命が奪われている。

 やはりSNS時代というべきか、合コンが開催されるとなると、その主催者のグループチャットで、性暴力の過去がある人間が参加するという情報も、仮に嘘だとしても流れ、自己防衛ができるようにもなってきた。

 この問題は、韓国だけでなく、日本でも十分に起こりえる事案だ。恋愛したいのならば、まず出会った時に、身分証明書や犯罪履歴の提示をするようなシステムを求める…そんな夢のない恋愛をすべき世の中になっている。ただ、日本でも偽造マイナカードも出回るし、悪い人ほど最初は良い人を装ったり、ざっくばらんなコミュニケーションが難しくなっている。
【編集 : fa】

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