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人気のエキナカ店舗ー契約更新で入札『大家と店子は、親子ではないな 韓国』

Global News Asia / 2024年6月13日 12時0分

 お店を開きたい。そうあこがれることは、誰しもが一度ぐらいはあるはずだ。ただ、持ち家を改造して家賃なし(自宅であっても、税金上は貸してもらうことにする節税もある)が得なのか、家賃払っても大家さんにいろんなことをしてもらった方が得なのか。なんて考えているうちに、自分で商売しようなんて気持ちはどこかにいくもの。

 韓国の大田駅の中にある、大人気のパン屋さん。乗降客ももちろん、地元の人も買いに来る。しかし、今、閉店の危機にある。買いたい人がたくさんいて、売れているのに閉店とは何ぞや。
家賃が1年間の間に、4倍近くに跳ね上がったのだ。いきなりではなく、小出しに値上げしてほしいのが本音かもしれない。

 このパン屋さんが入っている駅の2階の売り場の賃貸契約が満了した。エキナカはなかなかの人気場所であるので、入札で契約することになった。
契約期間は5年間。2023年度までの4年間総計は約1000万円ほど(月21万円ほど)。しかし、この1年間に支払った金額は4000万円(月33万円ほど)。
毎月の売り上げの一番多い月は、3900万円ほど。ここに駅の賃貸管理を請け負う業者が目を付け、この1年の家賃が上がったことになる。

 入札時の家賃は、月41万円ほどになった。しかし、高すぎて、パン屋さんは契約を更新せず、他に手を挙げる業者もいなかった。とりあえず、現在35万円まで下がったが「公的企業のパワハラ」と揶揄される。

 儲けを勝手に使われるのも社会問題だが、一生懸命に儲けたほとんどを家賃に持っていかれるのは正直キツイ。

 乗降客には不便になるが、美味しいパンを食べたいのならば、安い家賃のところで「なおいっそうおいしいパン」を作って提供してもらえば、わざわざでも買いに行く。駅のテナントが撤退するのは、このような事情からだったのか…。
【編集 : fa】

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