韓国に笑われる、貧困日本の現実

　日本人若年層は、そこまで貧困になってしまっているのか。「(日本)列島の少女たち」という名で売春を行っていた日本の組織が、韓国警察に捕まった。

　なぜ、韓国で売春を行ったのか。単価がいいから。売春だけで日本円にして17万8000円稼いだ娘、さらに日本に帰ってしまえばどこの誰だかわからないと思ったのか、写真オプションをつけて23万円稼いだ娘など、組織には数十人が所属している。やはり高額収入になるのは、日本では無名に近いセクシー女優であり、相場並みなのが20代そこそこの素人のお嬢さんたちだ。
なかには、出自を偽ってもK-POPアイドルになることを夢見て夢で終わって、日本に帰るに帰れない子もいる。

　お客が、韓国人女性を求めていれば、韓国人になりきり、韓国にいる日本人「様」を求めていれば日本語で熱烈なサービスをして韓国人より高額な料金をいただく。懐に余裕のある韓国人は、日本人の若い子を抱けるだけでステータスになるからだろう。

　なぜ韓国で？ 。バブルがはじけたはるか昔、ギャルと呼ばれる世代が援助交際をしていた。それは日本でだ。太い客をつかめば、カラオケだけで5万円とかになる。ただの肉体関係でも3万円程度にはなった。それでも、世の中は貧困が叫ばれていた。

　でも、今日本で売春をしても、1万円にもならない。3000円でいいから～という立ちん棒がたくさんいる。ギャルには帰る家があったが、今の子たちには眠る場所さえない。
そんなシケタ日本で商売するより、日本人という国籍を活用して高く買ってくれる韓国で一儲けということだ。

　どこからどこまでの会社がそうなのかわからないが、大卒の初任給が韓国より1万6000円ほど日本は低くなった。ゆとりをこえて、Z世代と呼ばれる子たちは、大きな夢も見なければ小さな夢も見ない。けれど、最低限の生活費は必要だ。だが、親も貧困にあえいで、親子三代で立ちん棒もめずらしくはない(いわば家業)。

　韓国で、日本の売春組織が摘発されたことを、日本人のSNSでは「ただただ恥ずかしい」という声が多数だったが、売り方を知っている韓国は、適正購入価格を知っているから、少女たちは海を渡るのかもしれない。未曽有の円安が日本をより震撼させている。
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