アポロ計画はフェイクではなかったのか 中国
Global News Asia / 2024年7月13日 12時0分
1969年11月、人類は、月に到着し、月を歩き、月の石を拾った。その模様は全世界に中継され、物心ついていた人は見ている、あるいは何となく記憶があるはずだ。のちに(と言っても1970年)大阪万博で、月の石が展示された。
それから、55年の月日が流れ、いろんな陰謀論と共に、月に行ったのはフェイクであり、石は地球の石でしかないとか、そんなに月に価値があるのであれば、この55年間持続して研究が行われているはずだなどなど、結論のでないお話が流布している。
このたび、中国の無人月面探査機「嫦娥」が、月の裏側で採取した土などとともに、中国内陸分内モンゴル自治区に着陸した。月の裏側のサンプルリターンの成功は、世界初。
習国家主席は「我が国の宇宙強国、科学技術強国としての水準を示す成果だ。この勢いに乗って、民族復興の偉業に新たな貢献を」と檄を飛ばした。
月の裏側には地球からの電波が届かない。しかし、その困難を乗り越えて、約2キロの飼料類採取した。2020年にも、アメリカ、ソ連に次ぐサンプルリターンを成功させている(世の中は、コロナ一色だったが)。
今後2035年までに、月面基地の基礎となる研究ステーションを完成させるとしている。
アメリカでもアポロ計画に継ぐ半世紀ぶりの計画がすすめられているともしている。
両大国。世界中の土地だけでなく、宇宙まで領土を広げて、なにをしたいのだろう。
【編集 : fa】
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