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【タイ王国】日本など93ヵ国がノービザ滞在60日可能対象に

Global News Asia / 2024年7月17日 12時0分

 2024年7月15日、タイメディアによるとタイ内務省による新しいビザに関する改正法令が施行され、日本を含む93カ国がノービザで60日滞在が可能になった。

 セター首相は、観光促進や経済活性化を目的として、4件の改正法案に署名。同日に官報に記載され発行された。

主な改正点

1:観光および短期ビジネス交流を目的とする短期滞在旅行者のビザ取得免除国籍を57カ国/地域から、93カ国/地域に増加。これは、タイ側のみの改定として日本を含む免除対象国の旅行者のノービザ滞在可能日数を60日間とする。

2:オンアライバルビザ(VISA on Arrival : VOA)の取得可能対象国が19カ国/地域から31カ国/地域に増加。

3:新規のビザ「Destination Thailand Visa(DTV)」の導入。タイ国外に雇い主・顧客がいるリモートワーカーやフリーランス(いわゆるノマドワーカー)のほか、タイでムエタイ、料理、芸術などの習得を目的とした旅行者を対象として、5年間有効で最大180日間滞在が可能(延長可能)。

4:外国人留学生ビザ(ED)取得者を対象に、就職・観光での滞在に余裕を持たせるため、教育機関卒業後の滞在可能期間を1年間に延長。

 なお、それぞれビザ取得には条件が定められているので、申請前にタイ大使館のホームページなどで確認をして欲しい。

 また、これまでも入国が空路か陸路によって対応が異なる場合もあったが、その点は明記されていない。そのため、陸路入国の際はネットなどで体験談を確認するなど当面は注意が必要になるだろう。
【編集 : Ekkachai】

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