実に正論！ 韓国キッズ

　日本にもある。税金を収めようとか、右見て左見て右見てから渡ろう(もう左来ている)とか、標語やポスターを小中学生に書かせること。さらに、その言葉を書き初めさせるとか。でも、子供たちは知っている。特賞を取ってニュースに出る子のしか誰も見ていないことを。サラリーマン川柳のようにワイドショーがおもしろおかしく伝えてくれる標語なんか何年に1回しかないことを。さらに、子供に金銭を与えては情操教育によくないと、記念品、いいとこお高めのボールペンしかもらえないことを。
「この子供時代というすばらしい時間に、いったいなにさせんだよ！」。はいはい、ご無理ごもっとも！ 。

　きっと世界中の子供(書き初めはないかな)が、同じように思っているのさ。

　韓国でもこのほど小学生の禁煙ポスターコンクールが行われた。武田鉄矢じゃあるまいし、小学生は「基本」喫煙をしないから、禁煙も必要はない。

　このポスターの中に、世界中に広め、なんなら各国1万円くらいの現金を出すべきものが現れた。
「ポスターを描くのも面倒だ。ちょっとは禁煙しろよ」。そのとおおおおおおり。鉛筆を握るようにタバコを持ち、絵を描くようにタバコをもみ消す構図。なかなかの手腕。あえてだろう、絵具を使わず、手間がかかる色鉛筆でちょちょいと、ところどころ「あえて」描かない、絶妙さ。

　おばさんも言わせてもらうさ。マッチングアプリで、喫煙の項目「相手が嫌ならやめます」長年吸ってきたタバコのにおいが皮膚や内臓にしみ込んでるんだよ！ 。イケメンでも、オマエにはポチしない。

　タバコって、嗜好品ではなく、薬品として使う分にはいいものなのにな。とにかく、小学生にこんな無意味な労働させるな！ 。
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