海外で大人気！ 日本の漫画・アニメ『最強で最速の無限レベルアップ』じわじわと人気

　日本では毎年、数多くの漫画やアニメが作られている。その市場規模たるや、日本の経済事情を語る上では欠かせない大きなものに成長している。

　そんな日本の漫画やアニメだが、海外でも大人気。話題の作品は外国語に翻訳され、海外の漫画・アニメファンのもとへと届いているのだ。ロックダウンの影響も、海外での漫画の売り上げにはむしろプラスに働いたほどだ。

　『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』、『転生したらスライムだった件』などは社会現象を巻き起こし、多数のコラボ商品をヒットさせている。

　また、サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手は『キャプテン翼』のファンとして知られ、2018年から5年間Jリーグ・ヴィッセル神戸でプレイしていたアンドレス・イニエスタ選手も作品を読んで育った一人とされている。

　海外の漫画・アニメファンの視線の多くは日本を注目。日本の漫画・アニメは国内外問わず、絶大な人気があるのだ。そんな日本の漫画界で現在、じわじわと人気を集めつつある作品を紹介する。

　昨今、人気作品を世にたくさん送り出している小説投稿サイト「小説家になろう」。このサイトで、4600万PVを叩き出した話題の作品、それが『最強で最速の無限レベルアップ』だ。

　『最強で最速の無限レベルアップ』は、講談社でノベライズ、コミカライズがされている。コミックスは発売後即重版、人気アプリ、マガポケの異世界部門1位も獲得している。そう、書籍版もさることながら、漫画版の完成度が非常に高いのだ。

　作画を担当する鳥羽田航氏は、この漫画が初の連載作品だが、そうとは感じさせない画力の持ち主だ。バトルシーンにおいては、新人離れした迫力のある画で、この作品のクオリティを一層高めている。

　原作者のシオヤマ琴氏は『レベリング・マーダー』という漫画の原作も手掛けていて、web小説賞の受賞歴もある作家だ。そんなシオヤマ琴氏が生み出した小説の中の世界観を、鳥羽田航氏が見事に素晴らしい漫画へと昇華していると言えよう。

　漫画版『最強で最速の無限レベルアップ』はコミックス最新刊が8月7日に発売されたばかり。最新4巻では、主人公が因縁の相手と再会を果たす。また、主人公の周りを取り巻くヒロインたちとの恋模様も見どころの一つだ。

作品情報:
タイトル:『最強で最速の無限レベルアップ』
原作:シオヤマ琴
著:鳥羽田航

あらすじ:
チートスキルで、最速の下剋上！ 佐倉真琴、十六歳。高校を退学になり居場所がなくなった彼の目の前に、突然遺物が現れる。その日、世界中に「ダンジョン」が出現した。人間にはレベルシステムが発現し、これまでの価値観は完全に覆る。そんな変革の中で、真琴はダンジョンの中に居場所を見出す。チートスキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】を手に入れ、レベル10000となった彼は、最強の”プレイヤー”としてダンジョンを探索する！
【編集 : af】