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仲良きことは善きこと哉、なんだかんだ 韓国

Global News Asia / 2024年8月8日 5時0分

 連日パリオリンピックの接戦、熱戦は続く。開会式など大切なところで、韓国の国名を間違えるなど、なにかと「はて?」も毎日続くが、若い選手たちはそれすらも楽しんでいるようだ。

 その象徴のようなプライベートショットが、まずX(旧ツイッター)で呟かれ、瞬く間に本職のニュースに公式写真が掲載された。
卓球混合ダブルスで、北朝鮮は銀メダルだった。韓国は銅。表彰台に並んだ。おそらく声をかけたのは韓国の選手。よほど試合が有意義で、以前は合同チームであった北朝鮮の仲間たちとの時間が楽しかったのか、自撮りの中に入らないか声をかけた。声などかけなくってもきっと北朝鮮の選手も「パリでの再会」を記憶にも、そして自国に持って帰れなくても記録に残しておきたかったはずだ、もう自然と集まった感じで写真が撮られていく。本職の写真も整然としてそれはそれでいいが、喜びは自撮りの中にあふれている。
やはり同胞なんだ。名前もわからない偉い人は違う二つの国だとするけれど、同じ卓球を通して「朝鮮族」が銀と銅を独占したことは歓喜に絶えなかったのだろう。

 ついでに言えば、金メダルを取った中国選手は、善戦した国:スペインの国旗を模したピンバッチを持って表彰台にあがったことも、卓球選手っていいやつばっかりを思わせた。

 国同士の諍いは簡単には終わらない。でも、国籍を超え、同じ時間を共有した者にしかわからない絆が確かにそのショットの中にはあった。

 みんな、いい笑顔だよ。
【編集 : fa】

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