お役所仕事でもいい仕事するな~韓国
Global News Asia / 2024年9月2日 12時0分
近年はアラートメールを含めて、住んでいる自治体からネットや文書を通していろんなお知らせが届く。そこには、いかにも事務的な言葉・文章がある。またか~と思って数行で読むのをやめたり、アラートメールにはうるさい! と言ってみたり、異常気象での避難を促す広報車には「こんなに雨が降ってるのに、車もないのに、毛布と食料もって避難所に行けってなんだよ」と腹が立ったり。
知らせてもらうことに感謝しなければならないんだけど、通り一遍のやり方に、心も動かなくなる。
今年もやはり暑かった。韓国も日本と同じく、猛暑だった。
その中でとても画期的なことを始めた。考えてみればごくごく当たり前のことなんだけれど。
自治体からのご案内の中に「親への安否確認を」という一文、一声を盛り込んだ。
これがずば抜けて韓国の国民の心を貫いた。「遠くに住む親に電話した」「こっちだって暑いけど、心は温まる言葉のほうがいい」「このフレーズは誰がなんでいれたんだろう、涙が出る」などなど。
日本でもだが、韓国でも1人暮らしのお年寄りが熱中症でなくなるケースが増えている。町内会や地域の自発的な防災団体も安全確認をしているが、家族の声に勝るものはない。
この一言で熱中症での死亡などが減ったというデータはまだないけれど、少なくとも減っていると思いたい。
日本人は、ポットや照明器具に動いているか安否確認の仕掛けがあったりする。乳酸菌飲料レディが配達の際に安否確認もしている。けれどコロナ禍もあった(いいわけでもある)仕事も忙しい、生活時間が違うので電話するタイミングがわからないなどなど離れている家族とはますます疎遠になっている。
日本の広報でもこのような、たった一言を加えるだけで、なにかいいことが生まれる気がする。
これを考えた韓国人、ナイスジョブ。
【編集 : fa】
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