就職詐欺が蔓延している中国
Global News Asia / 2024年9月3日 12時0分
中国は、就職難だ。
特に、知的障害や発達障害がある若者は難関中の難関だ。といって、親が生きているうちはなんとかギリギリの生活ができても、生きていく限り一人になった時の生活のベースになる仕事は持っていたほうはいい。
そんな切羽ずまった状況に、詐欺師たちが目を付けた。
19歳の知的障害のある男性が美容クリニックの求人に応募した。「男性」だ。クリニックは、豊胸手術のライブ配信のモデルになるなら雇うとした。ジェンダーな時代だ。この男性は、女性的になりたかったのかもしれない。だが、終了後日本円にして610万円ほどの請求を受けた。
ウェイボで拡散されたこの話は、2700万件の閲覧がり、2600件余りのコメントが来た。テレビ局や弁護士も動き、支払いをせずに済むことにはなったが、元の男性の胸に戻す手術2回分の費用と、胸部には傷が残った。その費用までは援助の手は届かなかった。
ウーバーイーツ的なバイトをしようと申し込んだら、電動自転車の1年契約を持ち出された例もある。これは、デリバリー会社を装い、もともと電動自転車レンタル詐欺する目的の詐欺団体が仕掛けたもので、仕事を始めたものの、レンタル料金分しか稼げないシステムになっていた。
弱者の中でも金のためなら強者の頭脳になる、いわゆる詐欺師だ。どんな環境も、そういうアイディアの泉がある詐欺師にはいいカモだ。
豊かな国と思われる中国にも、アキレス腱は存在する。
【編集 : fa】
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