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身近に糖尿病があったのか、韓国少年の機転

Global News Asia / 2024年9月11日 12時0分

 糖尿病が増えている。ただ世の中でものすごく誤解されているのが、「糖」尿病というくらいだから、毎日お菓子など甘いものや糖質の高いビールを多飲していると思われていること。「ケーキ食べすぎたから、糖尿病になるううう」という中年女性を見聞きすると、ぶん殴りたくなる。なる人はなるし、ならない人はならない。筆者は2型糖尿病で、やはり飲食が関係していることは否めないが、1型糖尿病の人は生まれつき。正直、小学校高学年になったら、糖尿病など生活習慣病の授業を組み込んでほしいものだ。

 糖尿病になると高血糖もあるが、節制しすぎると低血糖にもなる。特に夏になると、症状的に低血糖と熱中症が似ているために、低血糖で命を落とす人もいる。血糖が低くなると、冷や汗やあくび、手の震え、ひいては意識を失い倒れる人もいる。

 韓国のコンビニで倒れた男性がいた。通常は店員が先に見つけるべきだが、たまたまそのコンビニがあった競技場は、その日Kリーグサッカーの試合があったため混雑していた。

 倒れていた男性に気が付いたのは、中学生。男性が意識を失う瞬間に「何か甘いものを」と渾身の力を振り絞って話した。中学生は、お金を払ってはいないが、目の前にあったお菓子を男性の口にいれた(オレンジジュース、栄養ドリンク、コーラなども即効性がある。また、基本糖尿病患者は予防でブドウ糖や飴をポケットに入れていることが多い)。しばらくすると、男性は意識を取り戻した(使用した未払いのお菓子は清算されただろう)。

 中学生は学校で応急処置を学んだばかりだった。

 酔っ払いなど犯罪の延長戦で倒れたふりをしている人もどこの国でもいるので、一概には低血糖? 熱中症? と善意で助けるのも危険だが…この韓国の中学生のような糖尿患者に優しい子供たちが日本でも増えてほしい。
【編集 : fa】

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