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もう医者は憧れの仕事じゃない! 韓国

Global News Asia / 2024年9月25日 12時0分

 医学部を出て研修医になって、その先一生医者を職業にして生きていかなければならないというわけではない。とりあえず学力があって、医学部に進学したものの、違うなと感じたら自分の人生なんだから辞めてもいい。開業医が儲かるというのは昔の話で、ナースなど人を雇えばそれだけの人件費が必要。じゃあ、勤務医になるかといっても、白い巨塔の教授になっても、たいして儲からない(教授が土曜日に、開業医のところでバイトしていたのに驚いたことがある)。そしてコロナ禍を経て、危険の最前線で働く意味など見出せないが本音であろう。

 韓国の主要医科大の2学期が始まったが、そのうち国立大学医学部の1年生2年生の授業出席率は7%。つまり、授業料の納付率も悪い。1年では、4.1%の学生しか支払いを済ませていない。2年になると、3.1%と悪化している。

 韓国では今年、医療関係者が大規模ストをして、本来ならば教授室で「医学から離れている」医者が駆り出されたりもした。

 調査的には、1年と2年だが、3年以上がそのまま医者を職業とするレールに乗るとは限らない。コロナ禍は確実に、医療関係者を人扱いしてこなかった。多くの命を助けたのに、自宅に帰れず車の中で過ごすとかホームレス以下の待遇を強いてきた。給料だって危険に見合うものではなかった。そのストレスが爆発して起こったスト。

 来年は、医学ではなくもっと将来的に稼げる大学の学部進学が多くなるのかもしれない。

 どんな仕事も貴賤はない。医者がステータスであったことは、韓国の若者がぶち破る可能性が高くなった。
【編集 : fa】

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