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国際協力銀行、インドネシアの京都精工に融資=総額約3200万円

Global News Asia / 2014年9月16日 12時40分

京都府宇治市にある京都精工本社。

 2014年9月12日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、京都精工のインドネシア法人、京都精工インドネシア株式会社(以下、KSI)との間で、JBIC分の融資として35億ルピア(約3200万円)を限度とする貸付契約を締結した、と発表した。

 堅調な経済成長を背景に自動車市場の拡大が見込まれるインドネシアでは、日系完成車メーカーの増産に合わせ、日系部品メーカーの進出も相次いでおり、自動車関連の検査装置に対する需要拡大が見込まれている。

 京都精工は、インドネシアにおいて、2013年1月にKSIを設立、海外市場シェア拡大を目指している。

 本件は、インドネシアのブカシにおいて、KSIが産業用自動機器及び検査装置の製造・販売事業を行なうために必要な資金を現地通貨建てで融資するもので、京都信用金庫との協調融資で総額は50億ルピア(約4500万円)。

 京都精工は、各種自動車用部品等の洩れの検査を行なうリークテスト装置、高速で印刷面の検査・選別を行なう画像検査装置、ボルトの締付、圧入、挿入・組み込み等を行なう各種自動組付・検査装置を取り扱っており、納品後のメンテナンスやきめ細やかなアフターサービスにより、取引先から高い信頼を得ている。

【編集 : YK】

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