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男女共学がどれほど必要なものか・韓国

Global News Asia / 2024年12月6日 12時0分

 あっぱれ韓国の女子大生。世の中はジェンダーであり、男女は平等であり、男子だけが女子だけがその性だけで学ぶのは時代に合わないのかもしれない。けれど、だからといって、学びの場が全部共学にするって考えはナンセンスだと筆者は思う。

 筆者のいる宮城県は、いろいろと頑固なほど高校は男女別学だった。ところが、2005年母校だった女子高が同窓会にも知らされず突然共学になることが発表された。校名も消えた。校章や校花など女子高時代を思い出さないように抹殺された。そこが始まりで、当時の知事の肝いりでほとんどの高校が共学になった。
男子高、女子高、女子大。ある一定の期間、同性だけで学び舎を共にし、人格をはぐくんでいく時間があっていい。

 韓国のとある女子大でも、男女共学化が学校側の都合で勧められ。学生の抗議活動が激しく行われている。本来は自分の未来を決めるために重要な就活フェアすらも学生側の妨害で中止になった。当たり前だ、自分は卒業するから後のことは知らないなんて思う子は、その大学には入っていないから。

 200人余りの学生が授業のボイコットも行っている。ちょっと手荒だが、校内の壁や床にスプレーで「反対」の意思表明を書き、創設者の銅像には生卵が投げつけられている。それくらいしていいと筆者は思う。

 大学の現総長は、学校の意志だけで共学化は決められないと弁解しているが、結局は、今過激な行為をしている学生がいなくなったら、しらっと共学にすることは既定路線だ。大学は学ぶところだけでなく、教師などが働きに来ている場所でもある。少子化ゆえに共学にして、賃金と働き先を守る。大人の考えはそんなものだ。

 遠く日本から、応援してるぜ。
【編集 : fa】

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