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【マレーシア】トクヤマ、シリコン工場をオープン

Global News Asia / 2014年9月18日 13時54分

太陽電池や電子機器の中心部品に使用される多結晶シリコン。円筒状の母材(右の円柱)をスライス状に切り出して基板(ウエハ)(左の円板)に加工する。

 2014年9月17日、トクヤマのマレーシア現地法人であるトクヤマ・マレーシア株式会社は、マレーシアのサラワク州サマラジュ工業団地内のトクヤマ・マレーシア多結晶シリコン工場において、マレーシア政府関係者の参加のもと、多結晶シリコン工場の開所式を行なった、と発表した。

 トクヤマは、2009年8月、マレーシアのクチンに多結晶シリコンの製造販売会社「トクヤマ・マレーシア」を設立、2011年2月に第1期多結晶シリコンプラント建設工事を着工し、このたび開所式を迎えた。

 多結晶シリコンは、金属ケイ素と塩化水素を反応させ合成した三塩化ケイ素を蒸溜精製し、高温で水素還元して生産する。

 トクヤマは、世界最高レベルの高純度を実現し、半導体や太陽電池の高性能化を可能にしている。

 多結晶シリコンまたは単結晶化させた基板は、結晶系シリコン太陽電池セルの原料として、単結晶ウエハへと加工されたものは、集積回路等の電子部品になり、パソコン、スマートフォンを始めとする各種電子機器の主要部品となる。
【編集 : YK】

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