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“思わず目を引くデザイン”の「文字」に隠されたテクニック【画像で確認】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月2日 9時15分

“思わず目を引くデザイン”の「文字」に隠されたテクニック【画像で確認】

(※写真はイメージです/PIXTA)

本屋に並ぶ雑誌や電車の広告、商店街に貼られたポスターなど、日常には「誰かがつくったデザイン」であふれています。では、世の中に数多あるデザインのなかで“思わず目を引くデザイン”にはどのようなテクニックが隠されているのでしょうか。研究所による著書『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より、「文字」に焦点をあてて見ていきましょう。

文字をグループごとに見ていく

デザインの見方を習得するために、まず心がけたいことは、全体ではなくグループごとにフォーカスして観察することです。例えば、文字というカテゴリーの中でグループごとに分けると次のようになります。1つずつしっかりととらえて見ていくことで、気がつかなかったテクニックに気がつけるはずです。

見方を身につけるために覚えておきたい文字の知識

ターゲットや伝えたい雰囲気に応じて文字のメリハリを変える

文字のメリハリは必ずしもつければいいというわけではありません。

どんなデザインにもメリハリは重要ですが、メリハリは大きい方がいいというわけではありません。画像2のデザインは文字の大小がはっきりしており、メリハリがありますが、落ち着いたリッチな雰囲気とはかけはなれています。

多くのデザイナーは、ターゲットや伝えたい雰囲気に応じてメリハリを大きくするか小さくするか考えています。落ち着いた雰囲気を演出したい時はメリハリを小さく、若者向けにデザインする時はメリハリを大きくしています。

小さな範囲で要素を発見する=“葉を見る”

共通する文字のテクニックを探そう

-CHECK-

3つとも同じテクニックを使っていますが、図形を使う、線だけの文字、透明にする、と違う手法をとっています。

葉:「嫉妬店」という白い漢字(タイトル)の上に、「しっとてん」というオレンジ色のひらがなを絡めるように配置している  

木:絡みつく動きが、嫉妬というコンセプトを表現。また文字を重ねることで、立体感が出てリッチになる  

森:スペースが限られている時や、デザインに立体感を出したい時に、文字の上に文字を重ねる。文字を重ねる時は、図形を使ったり、透明度を上げたり、線の文字にしたり、色を変えるなど工夫をする

葉:赤い漢字1文字1文字の上に、白い横文字「HENCHAI」の英字が重なっている  

木:文字の上に文字を重ねることで、少ないスペースで2つの文字を配置することができる。また文字を重ねることで、立体感のあるリッチな装飾のデザインになる。「HENCHAI」という英字を重ねて、タイトルの読み方を強調している  

森:上の森を見ると同じ

デザイン研究所

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