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定子にとって“ききょう”は「唯一見えた一筋の光」…高畑充希が語る【君かたり】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月26日 21時15分

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NHK提供

俳優の吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合・午後8時)の第21回「旅立ち」が5月26日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、兄弟の不祥事で出家を決めた藤原定子を演じた高畑充希さんのコメントを中心に紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部修正しております)

出家は「生きていて死んでいるようなもの」

――出家した定子について 高畑充希さん(以下、高畑):出家というものが現代とはおそらく感覚的に全然違ったのかなと思って……。

「生きていて死んでいるようなものだ」というセリフが出てくるのですが、限りなく死に近い感じのことが当時は出家だったんだなと。なので、(定子が)そこまで追いつめられてしまったことにむなしさを感じましたね。

――出家した定子について

高畑お兄ちゃん(伊周)とかとは仲たがいしていた部分はありましたけど、ここまで(処分を)命じられても、逃げたりというところまで落ちていくまではおそらく想像もしていなくて……。なので取り付く島がどんどん一個ずつ奪われていくというか、弟(隆家)は自分から出雲へ行っちゃうしお兄ちゃんも逃げてしまって。それに対して母(貴子)が自分も(伊周に)ついていくとなって、父親(道隆)はもう亡くなっていて……。

親族が力を失ったということは、自分が一条天皇の近くにいられる権利も失っているので、想定外のところからどんどんほころんでいって、つかめるものが全部取り払われちゃった奪われたような感じですね。

ききょうは「唯一見えた一筋の光」

――ファーストサマーウイカさんが演じた、定子に仕えた“ききょう”について

当初は能力を買っていたりセンスを買っていたりっていうことだと思うんですけれど、でも周りに何もいなくなってしまった。一条天皇は(定子を)思ってはくれていますけど物理的に手を貸せないところにいるので、唯一見えた一筋の助ける手というか光がききょうだったのかなと思っています。明らかにこのあたりから2人の関係値は姫と従者から、友人ではないですけれど、もうちょっと人対人みたいなところになっていっているのかなと思いました。

公式サイトでは、定子の母・高階貴子を演じた板谷由夏さんや定子の兄・藤原伊周を演じた三浦翔平さんの「君かたり」も公開中。

第21回「旅立ち」あらすじ

定子(高畑さん)が髪をおろしたことは内裏に広まり、一条天皇(塩野瑛久さん)はショックを受ける。一方、花山院(本郷奏多さん)の牛車に矢を放った一件で、任地に赴くことを拒み逃亡する伊周(三浦さん)を実資(秋山竜次さん)らが捜索し、やがて発見するが……。定子を守ることができず落胆するききょう(ファーストサマーウイカさん)を励ましたいまひろ(吉高さん)は、中宮のために何かを書いてはどうかとアドバイスする。越前へ旅立つ日が近づき、まひろは道長(柄本佑さん)に文を送り……というストーリー。

『光る君へ』

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

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