【検索数ランキング】人気の「ご当地ラーメン」…「佐野ラーメン」「博多ラーメン」を抑えた第1位は？【TOP10】

THE GOLD ONLINE（ゴールドオンライン） / 2024年6月12日 11時30分

（※写真はイメージです／PIXTA）

「ラーメン」は、日本を代表する食文化。日本のラーメンの一番の魅力ともいえるのが、地域ごとに、さまざまな味や麺、具材を楽しめる「ご当地性」です。今回、全国の「ご当地ラーメン」を検索数が多かった順にランキング！　今、注目されているご当地ラーメンの「TOP10」を紹介します。

多くの日本人が愛してやまない「ラーメン」の魅力

子どもからシニアまで、年齢・性別を問わず愛されている「ラーメン」。一杯でおなかいっぱいになれて、値段も1000円前後とリーズナブル。まさにラーメンは、日本が世界に誇るべき食文化といえます。

ラーメンの特徴は、なんといっても、北は北海道、南は沖縄まで、「ご当地ラーメン」といわれる、地域ならではの味があること。スープだけではなく、麺の種類も太麺、細麺、ちぢれ麺など、豊富にあり、スープに絡みつくように工夫されています。トッピングもさまざまです。

今回は、そんな奥の深い「ご当地ラーメン」のうち、2024年4月に検索数が多かったものを、編集部がリサーチ！　この時期に注目されていた人気のご当地ラーメンをみていきましょう。

第3位　佐野ラーメン　　【検索数：508,760件】

まずは、第3位から。

佐野ラーメンとは、栃木県佐野市を中心として食べられている、「青竹打ち」と呼ばれる伝統的な製麺方法で有名なご当地ラーメン。大正時代から始まったといわれています。

青竹で打った不揃いのちぢれ麺は、柔らかくて喉越しがよく、小麦の風味豊かな味わいが、スープと絶妙に絡みます。また、佐野の良質の水で作る、しょうゆ味のあっさりした風味のスープも、佐野ラーメンの特徴です。

佐野ラーメンが有名になったきっかけは、ゴルフ客による口コミで評判を呼び、1988年に「佐野らーめん会」が発足したことだそう。現在、佐野市では、200店舗ほどのラーメン店がひしめき合う、人口に対しての割合は日本一の激戦エリアとなっています。

第2位　博多ラーメン　　【検索数：650,260件】

続いて、第2位は「博多ラーメン」。

博多ラーメンとは、福岡県福岡市を中心に提供されている豚骨ラーメン。主に福岡地方のラーメン専門店、中華料理店、屋台で提供されています。

豚骨でとった白濁スープと極細のストレート麺が特徴で、トッピングに、紅ショウガや辛子高菜を加えて、“味変”を楽しみながら食べるのが一般的。麺の硬さが、やわらかめから硬めまで、好みで選べるのも特徴です。

日本3大ご当地ラーメンの1つに数えられる博多ラーメンは、福岡県を代表する名物グルメですが、海外展開している店舗もあり、世界での知名度も上がっています。また、博多ラーメンには、「替え玉」という、麺だけを追加注文できる、独自の文化があります。

福岡市のラーメンは、「博多ラーメン」と「長浜ラーメン」に大別されていますが、近年では、明確な違いは少なくなっているもよう。福岡市の中心部の天神・中州エリアには、市内の屋台の約半数が集まっており、お気に入りの一軒を見つける楽しみがあります。

第1位　札幌ラーメン　　【検索件数：922,220件】

堂々の第1位は、「札幌ラーメン」でした。

札幌ラーメンは、北海道札幌市発祥で、札幌市内はもちろん、北海道内外にも数多くの札幌ラーメンの店があり、知名度の高さもピカイチのご当地ラーメンです。

札幌ラーメンの代表格は、味噌味。スープは脂が多めで濃厚な味わいで、麺は「中太ちぢれ麺」という、ウェーブのかかった中太麺。コシと弾力があり、スープとよく絡むのが特徴です。この麺が、スープと絶妙にマッチしていることが、札幌ラーメンがおいしい理由のひとつ。モヤシやタマネギなど、炒めた野菜がたっぷり盛られているのも、札幌ラーメンならではのヴィジュアルです。

札幌市内には、至るところにラーメン店があり、その数2,000軒以上といわれています。コーンやバター、カニやホタテなど、観光客に人気のトッピングが数多く用意されている店も多く、自分好みのトッピングにカスタマイズして楽しみやすいのも、札幌ラーメンの魅力です。