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60代「時が経つのが早すぎる」と感じたら…時間に追われないための、たった1つの工夫【整理収納アドバイザーの助言】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月23日 9時0分

60代「時が経つのが早すぎる」と感じたら…時間に追われないための、たった1つの工夫【整理収納アドバイザーの助言】

人は年を重ねるごとに時が経つのを早く感じるものです。本記事では『心、お金、時間の巡りがよくなる「暮らしのサイクル」の作り方』(KADOKAWA)の著者で整理収納アドバイザーの井田典子氏が、時間に追われないためのコツについて解説します。

時間に区切りをつけて暮らす

整理収納アドバイザーとして片づけのお手伝いにうかがうと、ものの整理で悩んでいらっしゃる方は、たいてい「時間に追われている感じがする」とおっしゃいます。ものと時間はつながっているのではないでしょうか。たとえば、私たちが引き出しの整理をする場合、その枠を変えることはできません。時間も1日24時間という平等に与えられた枠は変えられませんが、その中をどう区切って使うかは私たちの工夫しだい、というのはものの整理と同じことなのです。

楽しい時間はあっという間に過ぎていくので、いつまでもそこに留まりたくなります。でも、スポーツも制限時間の枠があるからこそ、あれほど感動を呼ぶゲームが成り立つのですね。枠は私たちを窮屈にすると思いがちですが、実は中身を自由にさせてくれる大事な支えになっているのでした。そのことに気づいてからは「時間がない」と思わなくて済むようになりました。毎日きれいな24時間をもらえるのですから、「時間はある」のです。

自分のリラックスタイムがほしいなら、家事や仕事の終了時刻を決めてしまえばいいことです。時間は何もいじわるで追いかけてはこないのに、私たちの終わっていないという意識が勝手に思い込ませているだけなのでした。

こうして1日を「起床・朝食・朝仕事終了・昼食・夕食・就寝」という六つの基本時刻で区切るようになると毎日の生活にリズムが生まれ、たとえ日が短くなってきてもあせらず、私が時計を回しているという主体的な意識になります。これが、時間に追われなくなるコツではないかと思います。時間を区切ることは、私たちに緊張感を与え、そのあとに必ず本当の余裕というプレゼントをもたらしてくれるのではないでしょうか。

整理収納アドバイザー 井田 典子  

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